(1)一つの理論の概要を押さえ、次の回に(2)『文学理論のプラクティス』(土田知則・青柳悦子、新曜社、2001年)を中心に、その理論に関わる作品分析を読むという形で進める。作品分析の方は参加者が前もって担当し、発表する。以下のような項目を扱う。
-構造主義文学理論の攪乱 (1)理論 (2)作品分析(「日常言語の復権」)
-文学史の攪乱(1)理論 (2)作品分析(「影響関係を脱構築する」:デイヴィッド・ロッジ『小さな世界』)
-物語論(ナラトロジー)の攪乱 (1)理論 (2)作品分析(「小説的思考における他者との融合」:クンデラ『存在の耐えられない軽さ』)
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