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最終更新日:2024年3月15日
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言語構造論特殊演習(1)
言語の構造・意味分析入門
英語の構造分析を通して、言語学において統語論・意味論と呼ばれている分野の手法と考え方を学ぶ。文法解析にはその対象となる言語データが不可欠であり、このコースでは英語を対象言語として扱い、英語の構造、意味を特徴づける規則性を学ぶ。しかし統語論や意味論は特定の言語を想定したものではなく、すべての人間の自然言語を分析するための共通の枠組みの構築を目指している。そのため、英語のデータを通して、分析の単位となる構成素(たとえば、語と句と節)をどのように同定するか、可能な構成素の置き替え(たとえば、能動態と受動態、平叙文と疑問文)には何があるか、構造上の単位である構成素と意味上の単位はどのように対応しているか、などの疑問に答えながら、自然言語一般の普遍性を抽出するための手法と、それを証明するための論証の構築を考える。
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