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最終更新日:2024年4月22日

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言語文化横断論演習[学際言語科学コース]

近代朝鮮における「文化」の社会史・政治史
朝鮮半島とりわけ韓国の「文化」に対する関心は日々強まっている。しかし、韓国における対日文化開放が内政・外交的な性格をも合わせ持っていたことからもわかるように、「文化」に対する理解は、そのコンテンツへの理解のみならず、それが存在する政治的脈絡をも合わせて検討する必要がある。本講義では、近代朝鮮の「文化」と政治をめぐる諸問題について、いくつかの観点から整理し、概観することで、現代の「文化」と政治について理解する手がかりを得たい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1524
FAS-CA4G23S1
言語文化横断論演習[学際言語科学コース]
三ツ井 崇
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
概ね以下のようなテーマを扱う予定である(順不同)。 1.イントロダクション 2~3.「文化問題」の歴史性─朝鮮半島の近代史と「文化問題」の位相─ 4~5.近代朝鮮社会とメディア 6~9.近代朝鮮における大衆社会の形成と文化─音楽/歌謡、美術、映画、スポーツ─ 10~12.近代朝鮮における言語と学術 13.補論(1) 14.補論(2) 15.まとめ
授業の方法
講義形式を主とするが、部分的に演習形式を用い、受講者の積極的な参加を求める。
成績評価方法
平常点(出席・授業への参加度)と学期末レポートによる。
教科書
とくになし
参考書
武田幸男編『朝鮮史(世界各国史1)』山川出版社、2000年 須川英徳・三ツ井崇『韓国朝鮮の歴史と文化─古代から現代まで─』財団法人放送大学教育振興会、2021年 李成市・宮嶋博史・糟谷憲一編『朝鮮史(世界歴史大系2)』山川出版社、2017年 その他、授業中に指示する。
履修上の注意
授業の内容の理解のために、韓国朝鮮史関連の授業をあらかじめ履修しておくか、朝鮮史の概説書を読むなどして、朝鮮近代史の流れを把握しておくのが望ましい。なお、文献をいくつか読むことになるが、必ずしも韓国朝鮮語の知識がなくてもかまわない。
その他
初回の講義はオンライン(同時配信)で行う。 ITC-LMSにZoomへのアクセス方法について記してあるので、そちらを必ず確認すること。 また、講義の情報は随時ITC-LMSにアップするので、常に確認しておくこと。