学部後期課程
HOME 学部後期課程 日本語学I
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月18日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

日本語学I

近世・近代の方言文章資料の研究
日本語史資料(文章資料)の殆どのものは、各時代の政治的・文化的中心地における言語か、あるいは口頭言語からは距離のある文章語かのいずれかであるが、僅かながら、中央以外の諸方言によって記載された文章資料が存在する。
その最も早い物は『万葉集』の東歌・防人歌であるが、それ以降しばらくはそうした資料は現れず、中世後期の洞門抄物に至って漸く再び現れ、近世・近代にも(江戸方言・畿内方言・尾張方言を別として)非常に稀にのみ現れる。
そうした資料を講読することを通じて、前近代・近代における日本語の多様性および日本語の文字化の問題について考える。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1522
FAS-CA4G21S1
日本語学I
矢田 勉
A1 A2
火曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
初めに、方言資料についての概略を講じた後、具体的な資料を講読する。 履修者の人数によっては、資料に関する簡単な研究発表を求めることがありうる。
授業の方法
講義形式だが、一部演習形式を取り入れる可能性あり。
成績評価方法
期末レポートによる。
教科書
プリントを使用する。
参考書
大田栄太郞『郷語書誌稿』国書刊行会1983 適宜講義中に紹介する。
履修上の注意
この科目と、学際日本文化論コースで開講される「日本語学」とは、同一授業である。 仮登録も含めて、両方の科目に登録しないこと。