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最終更新日:2026年10月16日

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言語の対照と類型II

社会語用論
従来の語用論では、言語哲学的な起源のためか、会話の含意や発話行為等に言語を超えた普遍性が暗黙のうちに想定されているように思われる。しかし、コミュニケーションを支える言語には多くの個別性があり、文化的な要因も様々に存在する。本授業では、言語の社会的側面に関わる語用論について学ぶ。Sociopragmatics、Contrastive Pragmatics、Interactional PragmaticsおよびLanguage socializationと呼ばれる研究分野の論文講読と議論を通じ、語用論の言語個別性と普遍性について考える。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1514
FAS-CA4G13L1
言語の対照と類型II
遠藤 智子
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
第1回・第2回のイントロダクションの後、論文を選んで講読する。学期中、いくつかの分野に分け、概説論文と個別事例の研究論文を順に読む。現時点での予定は以下の通り。 ・イントロ(第1回・第2回) ・言語社会化(第3回〜第5回) ・社会語用論(第6回〜第8回) ・(イン)ポライトネス(第9回〜第11回) ・学生による発表(第12回・第13回) 学術誌に掲載された論文のほか、下記ハンドブックや論文集等に掲載された論文から選ぶ。 Handbook of Language Socialization (2014) Handbook of Sociopragmatics (2021) Handbook of Linguistic (Im)politeness (2017) Explorations in Pragmatics (2007) Politeness in East Asia (2011) Doing Pragmatics Interculturally (2019) ※追加する可能性がある。
授業の方法
※進め方は受講者の人数や専門・関心によって調整するため、この通りになるとは限らない。 初回(および必要であれば第2回)は、基本的に教員からの説明という形で従来の語用論で扱われてきた内容をごく簡単に概観する。2回目または3回目以降は、複数の学生に分担して論文をアサインし、担当者は論文の概要の説明と問題提起、担当者以外は論文に対する疑問点の言語化と,疑問点に対するオルタナティブ(代案)の提案を行うが、代案が十全なものであることは要求しない。学期末最後の2回は学生による期末レポート内容の発表を行う。
成績評価方法
発表担当、議論への参加、期末レポート 期末レポートは、自分の関心のある内容についてのケーススタディ論文もしくはサーベイ論文とする。詳細は授業中に指示する。
履修上の注意
論文の担当は一人一本ではなく、一つの論文を複数人で担当する。このため、各学生は学期中に何度も担当が回ってくることになる。受講生の人数によっては、ほぼ毎回となる可能性もありうる。発表はあくまでも議論の準備であり、しっかりしたハンドアウトやスライドは要求しないが、キーワードや主張の把握と説明はできるようにすること。 論文集のイントロダクション章および目次やいくつかの論文をUTOLにアップロードしておくので、授業開始前までに軽く目を通し、特に担当したい論文の目星をつけておくことが望ましい。また、教員が用意したもの以外の論文をリーディングリストに加えることも可能であるが、その場合は授業開始時に相談すること。  なお、この授業で扱う予定の論文のほとんどは英語で書かれたものである。日本語への翻訳は必要ではなく、英語の術語をそのまま使って議論してよい。授業準備に際してAIの使用は問題としないが、説明として意味をなしていない場合、そのことを授業中に指摘する可能性がある。