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最終更新日:2024年4月22日

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個別言語特殊演習(3)

ドイツ語学入門
ドイツ語は英語と同じく西ゲルマン語群に属し、当然のことながら、英語との共通点を多く持つ言語である。(外国語としてのドイツ語を学ぶ際には、既知の英語とに相違点の方に目が向いてしまいがちであるが。)その一方でドイツ語は、歴史的には何の関係もない日本語とも、文法的側面においていくつかの共通点を持っている。そうしたドイツ語に関して、主に文法的(統語的)側面を中心に概観する。併せて、ドイツ語で書かれた(言語学の)テクストを読む訓練もしたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C151203
FAS-CA4G11S4
個別言語特殊演習(3)
稲葉 治朗
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
授業の際に指示する。
授業の方法
詳細は受講者の関心や希望、およびドイツ語にどの程度習熟しているかを基に考えたいが、おおよそ以下のことを予定している: ・一般言語学的な観点から、ドイツ語の文法的な側面を概観(必要に応じて英語や日本語などと比較対照しながら)。 ・ドイツ語で書かれた言語学のテクストを読むことに慣れる訓練(ドイツ語一般のトレーニングも含む)。 ・場合によっては(希望次第では)、受講者の関心や専門(言語)に基づいて、関連するテーマについて発表してもらう。
成績評価方法
授業への積極的な参加、発表、レポート、試験など(あるいはそれらのうちの一部)。
教科書
主に配布プリントを用いる。 必要に応じて授業の際に指示する。
参考書
・西本美彦&河崎靖 (2013) 『ドイツ語学を学ぶ人のための言語学講義』 現代書館(Ch. 6) ・岡本順二&吉田光演編 (2013) 『ドイツ語の文法論』ひつじ書房(Ch. 1, 2, 3) ・乙政潤 (2001)『入門ドイツ語学研究』大学書林(Ch.3, 4) ・杉崎鉱司他(編)(2022)『言語研究の世界』研究社(Ch. 1, 2, 5, 6) ・清野智昭 (2008)『中級ドイツ語のしくみ』白水社 ・吉田光演他 (2001) 『現代ドイツ言語学入門』 大修館書店(Ch.1, 2) (以下は辞典:) ・原⼝庄輔他編 (2016) 『チョムスキー理論辞典︓増強版』研究社 ・川島淳夫他 (1994) 『ドイツ言語学辞典』紀伊國屋書 その他、必要に応じて授業の際に指示する。
履修上の注意
原則として、ドイツ語を学んだことがある受講者を想定している(目安として第二あるいは第三外国語として一年間、あるいはそれ以上)。 ドイツ語を学んだことがない者は、当学期から(真面目に)学び始めることを受講の条件とする。 言語学の専門的な知識は前提とはしない。