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最終更新日:2025年4月21日

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原典講読特殊演習[学際言語科学コース]

Georges Palante : La sensibilité individualiste を読む
21世紀にはいって、Michel Onfray の著書によって « 再発見 » された、20世紀初頭の悲運の個人主義思想家、Georges Palante の主著のひとつである、La sensibilité individualiste を読む。2025年は Palante 死去100周年にあたるため、それを記念する意義もある。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1511
FAS-CA4G10S4
原典講読特殊演習[学際言語科学コース]
渡邊 淳也
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語、フランス語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
おおむね、つぎの順で読みすすめる予定である。ただし、2023年度「原典講読特殊演習」を受講したひとがこの科目の履修を希望した場合は、そのときに読んだ個所と重複がないよう配慮する (この件は初回に確認するので、配慮を希望する学生はかならず初回に出席されたい)。 1/ La sensibilité individualiste 2/ Amitié et socialité 3/ L'ironie 4/ Deux types d'immoralisme 5/ Anarchisme et individualisme
授業の方法
あらかじめ担当範囲を分配し、輪読するとともに議論する。
成績評価方法
毎回の講読・議論への貢献、ならびに期末提出課題によって評価する。
教科書
Georges Palante, Œuvres philosophiques, Coda, 2004.
参考書
Michel Onfray, Physiologie de Georges Palante, Grasset, 2002. Dominique Depenne : Philosophie de Georges Palante, 1 : L'Ariste, Archives Karéline, 2013. Dominique Depenne : Philosophie de Georges Palante, 2 : L'hérésie permanente, Archives Karéline, 2013. Tristan Velardo : Georges Palante: La révolte pessimiste, L'Harmattan, 2017. Giovanni Praticò : Georges Palante. Un individualista senza speranza, Edizioni Paguro, 2019. Stéphane Beau : Georges Palante: ou le combat pour l'individu, L'Harmattan, 2021.
履修上の注意
フランス語既習者にかぎる。
その他
Georges Palanteに興味のあるひとはいうにおよばず、 ・Constant, Stendhal, Amiel, Vigny, Maeterlinck など、19世紀の悲観主義的作家 ・Max Stirner の(ような)個人主義 ・Proudhon の(ような)無政府主義 ・反 Durkheim 派の異端の社会学 に関心のあるひとの受講をとくに歓迎しますが、たんにフランス語の講読能力を涵養したいひとの受講ももちろん歓迎します。