学部後期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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言語の変異・変化II

ことばのバリエーションと変化を捉える
本演習では、主に共時的な視点からことばのヴァリエーション(変異)と変化への理解を深めていく。具体的には、国内外のケーススタディを輪読しながら、既存のコーパスや方言地図、個人研究者がインターネットやフィールドワークを基に集めたデータをどのように分析し、言語変化をとらえるのかを学び、議論していく。本演習を受講することで、社会言語学の研究で用いられる「apparent-time(見かけ上の時間)分析」や「real-time(実時間)分析」の利点・問題点を認識するとともに、統計的手法、スタイルへの理解も深めていく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1510
FAS-CA4G09L1
言語の変異・変化II
松本 和子
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
授業で扱う予定のトピック ・見かけ上の時間を用いた分析 ・実時間を用いた分析 ・トレンド調査 ・パネル調査  ・言語変化の方向 ・言語変化の速度 ・言語変化の制約 ・言語変化の要因
授業の方法
本演習は、学生主体の輪読・議論を中心に進める形式とする。輪読に関しては、予めディスカッションリーダーを決め、担当箇所を準備してもらう。発表では、内容を把握したうえで要約し、かつ批判的に意見を述べることが期待される。ハンドアウトも作成・配布してもらう。聞き手の学生も、必ず文献を読み、質問を準備し、議論への活発な参加が期待されている。
成績評価方法
授業・議論への参加、発表(ハンドアウトを含む)、課題を総合的に評価。
教科書
特にありません。
参考書
授業の中で随時紹介していく。
履修上の注意
基礎の説明(講義)と今学期の担当者を決めますので、1回目と2回目の授業には必ず参加するようにしてください。