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最終更新日:2025年4月1日

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学際日本文化論演習III

荻生徂徠『風流使者記』会読
荻生徂徠の紀行文である『風流使者記』を会読します。宝永三年(1706)に、徂徠は田中桐江戸(省吾)とともに主君である柳沢吉保の命を受け、柳沢家の所領である甲斐を視察しました。『風流使者記』は漢文で書かれた紀行文ですが、旅路での徂徠と桐江の大言壮語や冗談が生き生きと描かれており、読み物として興味が尽きないものです。きっと江戸期の儒者が身近に感じられるに違いない。返り点の付された本を用いるので、初歩的な漢文の知識があれば、詩はともかく文に関しては、理解はそう難しくないように思われます(『風流使者記』は詩が挿入されていることに特色があります)。『風流使者記』を通じて、江戸期の文学・思想について理解を深めることが本授業の目標となっています。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1422
FAS-CA4F22S1
学際日本文化論演習III
高山 大毅
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
今年度は、 第1回:導入 第2回:『風流使者記』巻二後半 第3回:『風流使者記』巻三前半 第4回:『風流使者記』巻三後半 第5回:『風流使者記』巻四前半 第6回:『風流使者記』巻四後半 第7回:『風流使者記』巻五前半 第8回:『風流使者記』巻五後半 第9回:『風流使者記』巻六前半 第10回:『風流使者記』巻六後半 第11回:『風流使者記』巻七前半 第12回:『風流使者記』巻七後半 第13回:まとめ
授業の方法
人数にもよるが、受講者には毎回の範囲を予習してもらい、適宜指名して、本文を音読し、解釈を確認してもうらう方式で授業を行う予定です。 授業は対面方式で基本的に行います。
成績評価方法
各回の発言で成績評価を行います。
教科書
授業初回に説明します。
参考書
授業初回に初回します。
履修上の注意
毎回の範囲を分からないなりに一通り読み、可能な限り、不明点を調べた上で授業に臨んでもらいたいとお思います。授業は基本的に対面で行うが、オンラインで行う回がある可能性もあります。 初回授業は4月21日で行う(対面授業)。詳細はUTOL経由で連絡するので、必ずUTOLに登録してください。