第1回:イントロダクション・発表担当決定
第2回:研究ガイダンス・フリーディスカッション・発表担当決定の修正
第3~14回:受講生による発表。
扱う作品は、泉鏡花「水鶏の里」・高浜虚子「彦太」・森鴎外「鶏」・小栗風葉「世間師」・島崎藤村「老嬢」・田山花袋「一兵卒」・志賀直哉「母の死と新しい母」・芥川龍之介「疑惑」・永井荷風「あじさゐ」・久生十蘭「生霊」、ほかに菊池寛・中島敦・太宰治・田宮虎彦・大岡昇平・白石一郎などによる作品を一応の候補としつつ、受講生の希望を広く取入れて決定する。特に、自分が卒業論文・修士論文等で専門的に取扱うわけではないながら、在学中に教員・受講生と一緒に読み、話してみたい小説を積極的に提起してほしい。時代は上記のとおり、明治中期~高度経済成長期を目安としつつ、上記にない作家・作品でもかまわない。