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メディア文化論[学際日本文化論コース]

メディア文藝研究の提唱―方法と意義― /魔法少女は生まれない―『魔法少女まどか☆マギカ』と後継者たち―
「文化芸術振興基本法」(平成13年12月7日法律第百四十八号)第三章「文化芸術の振興に関する基本的施策」第九条(メディア芸術の振興)に、「国は、映画、漫画、アニメーション及びコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術(以下「メディア芸術」という。)の振興を図るため、メディア芸術の製作、上映等への支援その他の必要な施策を講ずるものとする。 」とある。ここで「メディア芸術」に区分(カテゴライズ)されている「アニメーション」とは絵画・人形等の静物に動きを与えること――魂を与えること(animation)――に眼目を置く藝術(アート)だが、アニメはその中でも物語性を重視する作品で、わたしたちの国で独自の表現世界を築いてきた文学的側面の強い分野である。そこでこれを「メディア文藝」と呼び、文学研究の立場からの考察方法を呈示し、メディア文藝を考察する手順を伝授する。履修者はその手順を理解し(授業の到達点)、各自その当否を検討し自分なりの見識・方法を修得することを期待する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1411
FAS-CA4F11L1
メディア文化論[学際日本文化論コース]
志水 義夫
A1 A2
集中
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1章 総論 ①第1節:科目名解題―「文化」の発見とその概念の生み出す理論について― ②第2節:講義の前提―メディア文藝の提唱― ③第3節:分析の方向―セカイと日常― 第2章 各論 ④第1節:魔法少女の誕生―月野うさぎの位置(『美少女戦士セーラームーン』) 第2節:魔法少女は生まれない―Puela Magi Quintetの物語(『魔法少女まどか☆マギカ』) ⑤第1目 裸とドレス―かわした約束 ⑥第2目 女王の孤独―巴マミの物語 ⑦第3目 暴走する憧憬―美樹さやかの物語 ⑧第4目 優しい諦念―佐倉杏子の物語 ⑨第5目 冷静な熱情―暁美ほむらの物語 ⑩第6目 究極の傍観者―鹿目まどかの物語 ⑪第7目 暁美ほむらの先輩―長門有希の物語(『劇場版涼宮ハルヒの消失』) 第3節:魔法少女の死 ⑫第1目 魔法少女は勇者である―三ノ輪銀の物語(TV版『結城友奈は勇者である―鷲尾須美の章―』) ⑬第2目 暁美ほむらの系譜―白井夢結の物語(TV版『アサルトリリィ―Bouquet-』) 第3章 総括 ⑭第1節 神々の黄昏 ⑮第2節 使徒伝来
授業の方法
大学構内教室での講義形式による。
成績評価方法
授業各回ごとに、出席確認と復習確認を兼ねて小試験形式で前回の講義内容の確認クイズを行い、その得点の集積を得点率に換算し基礎評価点とする。
教科書
志水義夫『魔法少女まどか☆マギカ講義録―メディア文藝への招待―』新典社新書71
参考書
志水義夫『少年少女のクロニクル―セラムン・テツジン・ウルトラマン―』新典社新書62
履修上の注意
アニメ作品を見られる環境を整えておこう。 授業中に映像を流すことは(主に時間的理由から)できないので、今回扱う作品をあらかじめ視聴しておくことを「予習」として課します。 視聴すべき作品は以下の通り。 TV版『魔法少女まどか☆マギカ』(2011)全12話(300分) 劇場版『新編魔法少女まどか☆マギカー叛逆の物語』(120分) TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』(2009)の中から「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ~Ⅵ」6話(150分) TVアニメ『らき☆すた』または『ゆるゆり』の中から任意の回を2話以上(50分以上) 劇場版『涼宮ハルヒの消失』(170分) TVアニメ『結城友奈は勇者である―』「鷲尾須美の章」(2017)全6話、「結城友奈の章」(2014)全12話、「勇者の章」(2017)全6話(都合600分) TVアニメ『アサルトリリィ―Bouquet―』(2020)全12話(300分) TVアニメ『戦翼のシグルドリーヴァ』(2020)全12話(300分) TV番組『ウルトラセブン』(1968)・『帰ってきたウルトラマン』(1971)『新世紀エヴァンゲリオン』(1995)の第1話~第3話と最終回とその前の回(都合375分) 授業後に講義内容を確認しながら再視聴をするのが「復習」となります。