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最終更新日:2024年10月18日
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メディア文化論[学際日本文化論コース]
メディア文藝研究の提唱―方法と意義―
/魔法少女は生まれない―『魔法少女まどか☆マギカ』と後継者たち―
「文化芸術振興基本法」(平成13年12月7日法律第百四十八号)第三章「文化芸術の振興に関する基本的施策」第九条(メディア芸術の振興)に、「国は、映画、漫画、アニメーション及びコンピュータその他の電子機器等を利用した芸術(以下「メディア芸術」という。)の振興を図るため、メディア芸術の製作、上映等への支援その他の必要な施策を講ずるものとする。 」とある。ここで「メディア芸術」に区分(カテゴライズ)されている「アニメーション」とは絵画・人形等の静物に動きを与えること――魂を与えること(animation)――に眼目を置く藝術(アート)だが、アニメはその中でも物語性を重視する作品で、わたしたちの国で独自の表現世界を築いてきた文学的側面の強い分野である。そこでこれを「メディア文藝」と呼び、文学研究の立場からの考察方法を呈示し、メディア文藝を考察する手順を伝授する。履修者はその手順を理解し(授業の到達点)、各自その当否を検討し自分なりの見識・方法を修得することを期待する。
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