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最終更新日:2025年4月21日

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日本歴史文化論

戦国時代の法と社会
 戦国から織豊期にかけて薩摩の大名島津家に奏者・家老として仕えた上井覚兼(うわい・かくけん/さとかね)の日記『上井覚兼日記』を読む。島津勢の前線での駐屯生活や軍議の様子などが克明に記録されているほか、武士の生活や文芸、価値観、さらには北九州以北にはみられない、南九州特有の社会構造をうかがわせる記事なども多数見られる。使用されている漢文も、多数の九州方言を含む独特なもので、けっして平易とはいえないが、言語学的にもきわめて興味深い素材といえよう。この史料から何をつかむかはひとえに銘々の関心次第だが、歴史学・文学・言語学・社会学・文化人類学・民俗学など、さまざまな分野からの受講者を広く期待している。今期は天正11年(1583)8月12日条からはじめる予定である(ただしテキストに関しては受講者との相談により変更することもありうる)。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1406
FAS-CA4F06L1
日本歴史文化論
桜井 英治
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第1回テキストの概要説明 第2回~第13回史料読解
授業の方法
・4月5日の初回のみオンラインで実施し、第2回以降は対面授業とする(初回の授業URLはITC-LMSに掲示している)。 ・演習形式をとる。
成績評価方法
出席態度、学期末のレポート等によって総合的に評価する。
教科書
初回に指示する。
参考書
授業中に随時紹介する。
履修上の注意
授業中に指示する。