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最終更新日:2026年10月16日

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現代思想特殊研究III

育児の歴史から見た知識と身体の近代化――研究とその舞台裏を探る
私たちは自分自身、この世界、周りの物事について、どんな関心をもち、どんなことを知っているのか、それは、自分の経験、とくに身体的経験にどのように影響するのか。そうした知識と身体は、学問も技術も、慣習も感性も、あらゆる生活条件が今日とは異なる世界において、どのように違っていたのか。また当時から今日まで、どのようになぜ変化してきたのか。また、専門知は民衆知とどのように関わるのか。知識の伝達は、書物の登場によってどのように変化したのか。この授業では、3月に出た私の新刊『思想としての育児 知識と身体の歴史哲学』に即して、こうした問題を考えていく。そのさいたんに本に書いてあることを解説するだけでなく、それに関連するトピックも取り上げ、さらにはいわば研究のテーマや方法の見つけ方、資料の分析の仕方など(“研究の舞台裏”)も一緒に考える。S・Aセメスター通年の授業(Sセメスターでは第1章から4章まで、Aセメスターでは第5章から第8章まで扱う)。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1316
FAS-CA4E16S1
現代思想特殊研究III
梶谷 真司
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
1)イントロダクション  2)知識と身体の歴史哲学 3)知識と経験の枠組み~昔と今の子育ての違い 4)啓蒙と書物~専門知と民衆知の相互作用 5)命の価値(1)軽んじられる命 6)命の価値(2)かけがえのない命の成立 7)ディスカッション 8)知識の系統の違い~訓育系と医療系の育児論 9)子育てを巡る思想の歴史 10)知識の生成原理としての社会階層 11)著者と読者の相互作用 12)ディスカッション 13)総括討論
授業の方法
講義とディスカッション
成績評価方法
毎回のリアクションペーパーと期末レポート
履修上の注意
参考書は毎回の授業(通年)で使うが、所持していることが必須ではない。 原則は対面だが、相応の事情があって事前に申告すれば、オンラインでの受講も可能とする。