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最終更新日:2026年10月16日
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比較日本文化論II(4)
近代日本写真史再考
写真史家の故・金子隆一(1948-2021)は、日本写真史の成立における伊奈信男(1898-1978)の重要性を指摘したうえで、その伊奈の写真観こそが、ヨーロッパやアメリカとは異なる日本の近代写真史の独自性を保証するものではないか、と論じた。残念ながら金子がその後、この論点を深く掘り下げて探求した形跡はないが、伊奈信男の重要性は異論の余地がないし、伊奈が戦後さかんに記述していく日本写真史が、50年代に土門拳や木村伊兵衛らのリアリズム写真運動を中心に展開する戦後日本写真のあり方と深く関わりのあるものであったことも、また確かだろう。
しかし戦後80年が経過し、金子よりさらに一世代(二世代)下の私(たち)は、このあたりでもう一度伊奈の写真史観を相対化し、批判的に検証する機会をもってもよいのではないか。
このシラバスは学外にも公開されてしまいますので、詳細は初回授業でお話しします。
また、毎度のことで申し訳ありませんが、また学期開始直前にシラバスの記述内容を再検討しますので、参加を検討される場合はそのタイミングであらためてご覧のうえ、初回授業に出席してください。
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