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最終更新日:2022年10月20日

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表象文化論特殊研究演習I

詩脳講義──詩を読む愉しみ/詩を書く悦び
担当講師は詩人ですが、その詩作する脳、つまり詩脳(造語です)をみなさんに披瀝しながら、みなさんも一時的に詩脳を実践して詩人になってもらおうという、そんな風変わりな授業です(なお、受講生の作品提出は任意ですが、それらは「インカレ・ポエトリ」という雑誌に掲載される予定です)。
というのも、ひとは誰でも一度は詩人だったことがあります。幼少期です。かの近代詩の祖、ボードレールも高らかに宣言していました、「天才とは、自在に取り戻された幼年のことである」。いや、近代という名のものの考え方や生き方をおしすすめた結果、この世界は、ひょっとしたらタイタニック号さながらの様相を呈していますが、なおそこで生き延びるためには、論理的知性より何より、言葉の創造的潜勢態が沸騰していたあの頃を思い出すことが、意外にも必要とされているのではないでしょうか。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1125
FAS-CA4C25S1
表象文化論特殊研究演習I
野村 喜和夫
S1 S2
水曜2限
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教室
駒場5号館 531教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1 詩脳入口 2 詩脳本文Ⅰ 詩篇「デジャヴュ街道」メイキング 3 詩脳リンク1 世界を詩的に捉え直したいという欲望 ★投壜通信について 4 詩脳リンク2 言語活動の根本的メカニズムを知り、それとたたかう(詩は言語による言語の批判である) ★日本語で詩を書くということ 5 詩脳リンク3 隠喩の生成──言葉の創造的潜勢態のほうへ ★廃墟について 6 詩脳リンク4 有限と無限──語り得ないものを語るために ★ポエジーの核心とは 7 詩脳リンク5 未知への痕跡/未知からの痕跡 ★カタストロフィーについて 8 詩脳出口Ⅰ 作品提出と相互批評 9 詩脳本文Ⅱ 詩篇「エデンホテル」メイキング 10 詩脳リンク7 テクスト間交流──私のランボー体験 ★詩の翻訳について 12 詩脳リンク8 詩とエロスと死と ★愛の詩のコンピレーションアルバムをつくるとしたら 13 詩脳リンク9 パラタクシス詩学 ★時代のディストピア的状況と詩の行為 14 詩脳リンク10 詩と謎──スフィンクスのほうへ ★最後に「私はこんな詩が書きたい」 15 詩脳出口Ⅱ 作品提出と相互批評
授業の方法
講義+ディスカッション
成績評価方法
もちろん試験はありません。作品・レポート提出、授業への参加状況などによる総合的評価。
教科書
そのつど、配布資料を用意します。
参考書
『現代詩文庫141・野村喜和夫詩集』(思潮社、1996) 野村喜和夫『現代詩作マニュアル』(思潮社、2005) 野村喜和夫『哲学の骨、詩の肉』(思潮社、2017)
履修上の注意
とくにありません。日頃から言葉や想像力への関心をもっていただければ、それで十分です。 最初の2回目までは、大学側の指示により、Zoomを使ったオンラインで行います。