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最終更新日:2025年4月1日

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音響芸術論II

20世紀オペラの諸相
16世紀末にヨーロッパに誕生したオペラですが、その歴史を通じて様々な改訂作業が行われてきました。とりわけ、20世紀に入ると、オペラの「前時代性」に疑義を呈し、私たちの時代が要請するオペラ像の模索が起こります。本講義では、様々な角度からオペラの改訂に取り組んだ作品群を検証します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1116
FAS-CA4C16L1
音響芸術論II
福中 冬子
S1 S2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部
授業計画
変更の可能性はありますが、現時点では以下のとおりに講義を進めるつもりです。 1)オペラの歴史 2)ベルク《ヴォツェック》と「新しいオペラ」像の模索 3)シェーンベルクと表現主義 4)ストラヴィンスキーと新古典主義 5)ストラヴィンスキーのバレエ作品 6)象徴主義:ドビュッシー 7)写実かその否定か:ショスタコーヴィチ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》 8)ブリテンと「異なるもの」の表現 9)声を巡る新たな模索:声楽作品を中心に 10)オペラの否定:アンチオペラ 11)ミニマリズムとオペラ 12)邦人作品と「日本らしさ」の呪縛 13)総括
授業の方法
基本的に講義形式を取ります。毎回1つあるいは複数の作品を取り上げ、それ(ら)がどのように従来のオペラのジャンル概念を覆しそうとしたのかを考えます。関連するテクストを使いつつ、実際に映像も視聴します。毎回、簡単なリアクション・ペーパーを提出してもらいます。
成績評価方法
出席(リアクション・ペーパーの提出)および期末ペーパー
教科書
なし(使用テクストは毎回アップします)
参考書
なし
履修上の注意
とくになし
その他
初回講義 オンラインで行う