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最終更新日:2024年4月22日

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造形空間芸術論I

現代芸術と「崇高」の諸問題
この授業では、現代の諸芸術(美術、映像、音楽など)における「崇高(sublime)」の問題を扱った文献を、おもにフランス語で読む。さしあたりの出発点として想定しているのは、ポンピドゥー・センター・メスで2016年に行なわれた展覧会「Sublime, les tremblements du monde」のカタログだが、授業内で読むテクストは参加者の関心に応じて決定する。

本授業を通じて、現代の諸芸術における「崇高」についての基礎知識を得るとともに、フランス語(および英語)で書かれた文献に慣れ親しむことを、本授業の目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1113
FAS-CA4C13L1
造形空間芸術論I
星野 太
A1 A2
未定
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
第01回 教員によるイントロダクション 第02回 Sublime, les tremblements du mondeの紹介(1) 第03回 Sublime, les tremblements du mondeの紹介(2) 第04回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(1) 第05回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(2) 第06回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(3) 第07回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(4) 第08回 中間総括 第09回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(5) 第10回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(6) 第11回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(7) 第12回 現代芸術と「崇高」にかかわる文献を読む(8) 第13回 最終総括
授業の方法
講義、講読、発表、討議。
成績評価方法
講読、発表、討議への貢献を総合的に評価する。 受講者の人数によっては期末レポートを課す可能性がある。
教科書
Sublime : les tremblements du monde, Metz : Centre Pompidou-Metz, 2016. 以上のカタログのほか、参加者の関心に応じて、学期中に複数のテクストを講読する。
参考書
Simon Morley (ed), Sublime, The MIT Press, 2010. David E. Nye, Seven Sublimes, The MIT Press, 2022. Baldine Saint Girons, Le Sublime de l’Antiquité à nos jours, Desjonquères, 2005. A. E. Sejten and C. Rozzoni (eds.), Revisiter le sublime, Éditions Mimésis, 2021. Philip Shaw, The Sublime (The New Critical Idiom), Routledge, 2005. これ以外の文献は授業中に指示する。
履修上の注意
フランス語を既習、あるいは学習中であることが望ましい。 芸術における「崇高」についての基礎知識は、下記のTateのウェブサイトを参照のこと。
その他
この授業は原則的にすべて対面で行なう。 ただし、学部の方針に従い、初回のみオンラインで行なう。 詳細についてはLMSに掲示するアナウンスを確認すること。