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最終更新日:2024年4月1日

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造形空間芸術論I

現代美術の物語
現代美術の歴史をひとつの物語として明快に語るTony Godfrey, The Story of Contemporary Art (Cambridge, Mass.: MIT Press, 2020)を読みます。美術の歴史を分かりやすく論じたエルンスト・H・ゴンブリッチ『美術の物語』(初版1950年、第16版1995年)のように、錯綜する現代美術の歴史を、専門的な議論を避けつつ、無批判的な説明にも陥らずに、知的に考察した本として知られています。1980年から2010年代までの現代美術をその前史も踏まえて対象とし、現代美術において何が問題になってきたのかを考察します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1113
FAS-CA4C13L1
造形空間芸術論I
加治屋 健司
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
全部で10章からなる本を全て読みます。1回目はガイダンスの後、担当教員がイントロダションについて説明します。事前にイントロダションを読んできて下さい。その後、第2回目以降の担当者を決めます。第2回目以降は、毎回、最初の50分で担当者が発表をします。途中、担当教員が補足などをします。その後の時間で受講者全員で討論します。
授業の方法
【4/14追記:基本は対面授業ですが、入国できない留学生のためにしばらくオンラインでも受講できるようにします】 受講者は、一人または複数で一章分の発表を担当して下さい。50分の発表で章の内容の説明を、関連する事項の補足を含めて行い、筆者の議論を批判的に考察して下さい。その後、受講者全員で討論します。
成績評価方法
授業での発表・討論、学期末レポートから総合的に判断します。
教科書
【4/14追記:イントロダションのテキストは、以下からダウンロードしてください。 】 https://drive.google.com/***** Tony Godfrey, The Story of Contemporary Art (Cambridge, Mass.: MIT Press, 2020; kindle ver., London: Thames & Hudson, 2021) 該当部分を事前に配布します。
参考書
特にありません。
履修上の注意
担当者は、文献の該当箇所を読み、関連事項についても調べたうえで発表してもらいますので、発表の準備には時間がかかります。受講者は毎回、該当箇所を読み、授業中に発言するなど、積極的に授業に参加することが求められます。授業は第1回目から対面で行います。