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最終更新日:2024年4月1日

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舞台芸術論II

舞踊論/Dance and Performance Studies
この授業では,様々なダンスを学びながら、ダンスとは何かを考えるのが主題です。前半は、欧米と日本,アジアにおける舞踊ジャンルである,タンツテアターからポストモダンダンス、コンテンポラリーダンス,日本舞踊,舞踏を取り上げます。後半はトピックごとに議論を進めていきます。沢山のダンス作品やダンスの映像をみてダンスとは何かを考えることによって,自分と社会や環境との関わりや,他者への理解に繋げていくことを目指します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1110
FAS-CA4C10L1
舞台芸術論II
中島 那奈子
A1 A2
集中
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講義使用言語
日本語、日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1、イントロダクション 2、ドイツのタンツテアターについて 3、日本の芸能と日本舞踊について 4、(暗黒)舞踏について 5、コンテンポラリーダンスについて 6、アジアの芸能と舞踊について 7、ポストモダンダンスとパフォーマンスアート 8、老いとバレエ 9、ポストモダンダンス、イヴォンヌ・レイナーと老い 10、能における老い 11、大野一雄の老い 12、障がいとダンス 13、ダンスのアーカイブ化 14、コピーとオリジナル? 15、まとめ
授業の方法
講義に加え、ダンス映像やテーマについて、ディスカッションを行います。議論に積極的に参加してください。
成績評価方法
平常授業での議論への参加度・貢献度及び上映したダンスについてのコメントシート(50%)、終了後のレポート(50%)で、成績評価します。
教科書
適宜、資料を配布します。
参考書
『バレエとダンスの歴史-欧米劇場舞踊史』鈴木晶編著、平凡社、2012  『老いと踊り』、中島那奈子、外山紀久子編、勁草書房、2019  『大野一雄ー稽古の言葉』、大野一雄、大野一雄舞踏研究所編、フィルムアート社、1997 『生きるための試行 エイブル・アートの実験』、エイブル・アート・ジャパン、フィルム・アート社、2010  The Aging Body in Dance: a cross-cultural perspective, edited by Nanako Nakajima and Gabriele Brandstetter, London and New York: Routledge, 2017. Performance Research, Vol. 23, No. 7:‘On Ageing (& Beyond)' (May 2019). Disability Arts and Culture: Methods and Approaches. Edited by Petra Kuppers, Bristol and Chicago: Intellect Books, 2019.
履修上の注意
出来るだけ沢山の舞踊作品を見て、現在様々な地域や社会でおきていることと舞踊を重ねて考える習慣をつけるようにしてください。また、講義の前後にノートや配付資料、参考文献、参考サイト等を参照し、講義内容の十分な把握に努めてください。
その他
(2023.10.10教務課後期課程T追記) Aセメスター集中講義に変更。日程は後期課程ウェブサイトの集中講義一覧を参照のこと
実務経験と授業科目の関連性
ダンスドラマトゥルクとしての国内外での作品創作、実務経験を理論化している。