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最終更新日:2025年10月17日

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表象文化史

介入の美学:演劇と社会の関係を再検討する
社会が不安定化した時代においては、より良い社会を目指して自ら社会に介入しようとする芸術実践が数多く見られます。介入(intervention)とは、危機的とされた社会状況に自ら混ざり込もうとすることであり、芸術はそのことによって、社会と芸術との境界を揺るがそうとしてきました。特に、デモや政治集会と同様に生身の人間が集う場を生成するという特色を持つ演劇分野においては、社会への介入がたびたび重要なテーマとなってきました。しかしそこには一方で、社会実践が掲げる目標と、芸術それ自体の存在意義との不一致による矛盾や葛藤も生じています。
この授業では、歴史的な実例を紹介するとともに、あえてその「美学(aesthetics)」を問うことによって、こうした試みが抱える矛盾を再検討するとともに、その可能性を模索することを目指します。aestheticとはもともと、必ずしも快さ、心地よさをもよおす「美しいもの」を追求する概念ではなく、広く人間の「感性」のあり方を問う概念です。この授業においても、狭義の「美」には収斂しない、広い意味での感性の働きを考察していきます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1105
FAS-CA4C05L1
表象文化史
針貝 真理子
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
以下のようなテーマを予定しています。数回を要するテーマもあり、また場合によっては順番が前後することもあります。 1、問題提起 2、ブレヒトと第三帝国/資本主義 3、シチュアシオニスト 4、テント演劇 5、パフォーマンス 6、ポストドラマ演劇 7、ポスト・ブレヒト:ルネ・ポレシュ、クリストフ・シュリンゲンジーフ 8、コロナ禍における演劇実践 9、舞台鑑賞(実習)
授業の方法
上演記録映像や資料を紹介しながら講義を行います。また、団体での観劇実習も予定しています(希望者のみ)。 毎回の講義後に、授業内で短いリアクションペーパーを提出してもらいます。 授業後半には、具体的な作品に触れる経験を通して、受講者同士でディスカッションしてもらう時間も設けます。
成績評価方法
毎回のリアクションペーパーの合計点および期末試験で評価します。
教科書
特に無し。
参考書
授業内で適宜指示します。
履修上の注意
期末試験は、自分でとった授業ノートのみ持ち込み可とします(デジタルデバイスは持ち込み不可)。必ずノートを取り、復習を行なってください。 受講者の人数や関心に応じて、授業計画を変更する可能性があります。