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最終更新日:2025年4月21日

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表象文化基礎論

表象文化論研究の方法論:表象・イメージ・フェティッシュをめぐって
1980年代後半に駒場(東京大学教養学部)で生まれた「表象文化論」は、個別の芸術作品から社会的・歴史的な文化変容に至るまで、広範な文化現象を分析する学術分野である。この授業ではとくに、担当教員の専門分野であるイメージ現象をめぐる表象文化論研究の理論的基礎について解説し、文献講読を通じて実践的な分析方法の修得を目標とする。その際に鍵となる概念が「表象」「イメージ」「フェティッシュ」である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1101
FAS-CA4C01L1
表象文化基礎論
田中 純
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
初回(10/6)はやむをえぬ事情で休講の予定。ガイダンスの内容はITC-LMSでAセメスター開始までに通知する。詳しい日程もそれまでに決定して通知する。実質的な開講は10/13となる。授業時間外に外部講師を招いた講演ないしディスカッションの機会を設ける予定(参加は任意)。
授業の方法
1.担当教員による導入用講義:表象文化論の概要とその方法について、および、講読文献の簡単な解説ほか 2.文献講読:担当者を決めて発表と討議 3.特定のトピックについての担当教員による講義ないし参加者による発表 4.授業時間外に外部講師を招いた講演ないしディスカッション 資料や情報は随時ITC-LMSで提供する。
成績評価方法
平常点(発表などの授業への貢献度)と学期末のレポート
教科書
なし
参考書
開講時に指示する。
履修上の注意
資料や情報は随時ITC-LMSで提供する。参加者は最終的に、みずから問題(「学習上のアドバイス」に書いた「謎」)を見つけ、しかるべき理論や方法を用いた分析の実践を試みることが必要である(その理論や方法は講義で示されたものだけでなく、当該分野の先行研究から受講者が自分で見出したものでよい)。学期末レポートの課題としてはそのような実践を要求する予定である。
その他
あらゆるジャンルの芸術作品・文化現象(いずれも同時代ばかりではなく、過去の歴史的作品や出来事を含む)に対して貪欲に知的好奇心をもって接し、真に「論じたい」「もっと深く理解したい」と思うような「謎」に出会ってほしい。