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最終更新日:2024年4月22日

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歴史人類学a

歴史のなかの感情・1ー入門ゼミー
近年の歴史研究では、身体や感情への関心がますます高まっている。この動きのなかで、感情は普遍的な身体と文化的構築物としての身体の双方に紐づけられ、その狭間で発現し、意味づけられるものとして理解され始めている。この授業では、16~19世紀ヨーロッパを主な対象に、感情の歴史に関するテクストの講読を通じて文化史の最前線を学ぶ。S1タームでは、主に中世から近世を扱う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1029A
FAS-CA4B29S1
歴史人類学a
後藤 はる美
S1
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
【第1回】イントロダクション、担当決定(ハイブリッド開催。できる限り対面で出席してください) 【第2回】歴史のなかの身体と感情―中世から近世へ 【第3回】~【第6回】テクスト購読(おもに『感情の歴史Ⅰ~Ⅲ』(藤原書店、2020~2021年)のなかから、受講生が各自の興味に沿って選んだ論文について発表し、討論する) 【第7回】まとめ ※セメスター制授業と合併開講
授業の方法
講義(第1~2回)と演習(第3~7回)形式を併用して実施する。 受講人数によっては、グループ発表形式を採用する。
成績評価方法
出席、発表準備、討論への参加など平常点と小レポートにもとづき総合的に評価する。
教科書
講読テクストは適宜コピー/PDFを配布する。
参考書
授業中に指示する。全般的な参考書としては下記。 A・コルバン/J・J・クルティーヌ/G・ヴィガレロ監修『感情の歴史Ⅰ~Ⅲ』藤原書店、2020~2021年 伊東剛史/後藤はる美編『痛みと感情のイギリス史』東京外国語大学、2017年 J・プランパー(森田直子監訳)『感情史の始まり』みすず書房、2020年 U・フレーフェルト(櫻井文子訳)『歴史の中の感情』東京外国語大学出版会、2018年 森田直子「感情史を考える」『史学雑誌』第125編3号、2016年、39~57頁 森田直子「感情史の現在」『思想』1132号、2018 年、21~35頁 B・ローゼンワイン/R・クリスティアーニ(伊東剛史ほか訳)『感情史とは何か』岩波書店、2021年
履修上の注意
「西欧基層文化論I」(セメスター制)合併科目