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最終更新日:2026年10月16日
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文化人類学特殊演習(アフリカ開発論)
現代西アフリカ開発論――政治・安全保障・地域社会から国際協力を考える
Contemporary Development in West Africa: Rethinking International Cooperation through Politics, Security, and Local Communities
西アフリカ、とりわけサヘル地域では近年、マリ、ブルキナファソ、ニジェールにおける軍事クーデター、フランスや米国をはじめとする西側諸国との関係変化、ジハード主義勢力の拡大、ECOWASとサヘル諸国同盟(AES)をめぐる地域秩序の再編など、大きな政治的・社会的変動が続いている。こうした変化は単なる「治安問題」や「民主主義の後退」としてではなく、植民地支配の歴史、国家形成、地方社会と中央政府の関係、国際開発援助、安全保障支援、若年層の雇用、農牧民間の紛争、人やモノの越境移動などが重なり合う現象として捉える必要がある。
本研究ゼミでは、ニジェールを中心的事例としつつ、マリ、ブルキナファソ、セネガル、ベナン、ガーナ、コートジボワールなども比較しながら、現代西アフリカの政治・社会変動を考察する。西アフリカ・サヘルの歴史、社会、国家形成、開発の歩みを基礎に、軍政化、反仏・反西側感情、ジハード主義、安全保障支援、地域秩序の変化を検討し、最終的には、日本を含む国際社会によるこれまでの開発協力の成果と限界を問い直し、「現在の西アフリカの現実を踏まえたとき、これからの開発とは何を意味するのか」を受講者自身が考えることを目指す。
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