第1回 人類学における協働
人類学において協働(collaboration)がどのように論じられてきたのか、その背景や広がり、協働をめぐる期待と批判について、これまでの議論を整理する。(George E. Marcus、Margot Weiss、Tami Navarro, Bianca Williams & Attiya Ahmad など)
第2回 ともにいる/ともに知る——参与観察を考え直す
人類学の参与観察とは、そもそもどのような実践なのか。他者について知ることと、他者とともに学び、歩き、応答することとの違いを考える。(Tim Ingold, “That’s Enough about Ethnography!”、Lines など)
第3回 民族誌的な経験と思考——「ともに考える」とは
フィールドでの経験は、いつ、どこで、どのように民族誌的な思考になるのか。経験が後から結び直されること、また他者との関係のなかで思考が生じることを手がかりに、「ともに考える」ことについて検討する。(Judith Okely、Ottenberg, T.Ogdenなど]
第4〜7回 文献とフィールドでの実践から考える
文献講読とあわせて、担当教員やゲストスピーカーによるフィールドでの実践についての話、映像その他の素材を取り上げながら考える。映像と旅、ダンスや身体、書くことなどをテーマとして予定している。
※授業の内容や進め方は、参加者との議論や関心に応じて変更することがある。