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最終更新日:2026年10月16日
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文化人類学特殊講義(国境・境界)
国境線と現代の国際秩序—ポーランドを事例として
現代はほぼすべての陸地が国境線で区切られるようになった、国境線の時代である。そこでは国境線のあり方が個々人の生殺与奪を握っていると言っても過言ではないが、国境線がここまで重い意味を持つようになったのは歴史的にそう古いことではない。国境線の時代が歴史的な産物だとするならば、それはいつ、どのようにして生まれたのか?国境線に着目したとき、二つの世界大戦と冷戦を経た現代の国際関係をどのように描くことができるのか?違いがあるから境界線が引かれるのか、境界線が引かれるから違いが生まれるのか? 20世紀の国境線問題が凝縮して現れた地域である中・東欧、特に歴史の節目節目で国境線の変更を余儀なくされたポーランドを事例として、私たち、また私たちの社会にとって国境線、ひいては境界線(Borders)とは何かを考察する。
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