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最終更新日:2025年4月21日

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文化人類学特殊講義(記憶)

公共空間における歴史:ポーランドを事例として
近年、アカデミックでプロフェッショナルな歴史学者による歴史と、歴史学者の仕事とはときに無関係に普通の人びとにより認識され、語られ、書かれる歴史との距離や関係性への関心が高まっている。博物館や教育現場、放送メディアやインターネット空間、記念集会や記憶の場など公共空間における歴史は、専門的学知と社会と政治とが接する、緊張感あふれる交点上に立ち現れる。授業では、公共領域における過去とそれをめぐる表象、対立、議論などについて、東欧の「歴史消費大国」ポーランドを事例として考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C102321
FAS-CA4B22L1
文化人類学特殊講義(記憶)
吉岡 潤
S1 S2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
概ね以下のトピックを取り上げる予定 ・ 歴史認識問題と記憶の歴史学 ・ パブリック・ヒストリーの試み ・ 「歴史消費大国」としてのポーランド ・ ポーランド現代史に関する記憶と歴史認識 ・ 現代ポーランドにおける記憶の政治 ・ ポーランドの公共空間における歴史 ※ 第1回はオンラインで行う
授業の方法
講義形式で行う。 適宜コメントシートを提出してもらう。
成績評価方法
コメントシートの提出によるパフォーマンスと、期末の課題によるパフォーマンスとを勘案して成績評価する。成績評価における両パフォーマンス間の配分はおよそ40%:60%とする。
教科書
特に指定しない。
参考書
授業中に適宜紹介する。
履修上の注意
東欧史やポーランド史の知識は必須ではない。 各回の授業に関する質問やコメントに対してフィードバックを行う予定なので、コメントシートは積極的に活用されたい。 第1回はオンラインで行う。