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最終更新日:2025年4月21日

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文化人類学特殊講義b(移動とジェンダーの人類学)

移動とジェンダーの人類学 Anthropology of Migration and Gender
移動(モビリティ)は近年、学術的にも社会的にも注目されているテーマですが、人類にとって新しい現象ではありませんし、人類学はこれまでさまざまな移動を描いてきました。本授業では、移動(モビリティ)に関する人類学の最近の研究動向(身体や物質性、感情、あるいは不動や滞留への着目等)をふまえつつ、ジェンダーの視点から検討を試みます。講義および関連文献の購読とディスカッションを通じ、移動(モビリティ)とジェンダーに関わる現実について理解を深めるとともに、人類学的アプローチの可能性と課題について考えることが本授業の目標です。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C102318b
FAS-CA4B22L1
文化人類学特殊講義b(移動とジェンダーの人類学)
松前もゆる
S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
以下のようなトピックをとりあげる予定です(ただし、受講者の関心等に沿って、変更する可能性があります)  第1回 イントロダクション  第2回 講義:移動とジェンダーの人類学  第3回 文献購読:さまざまな移動とジェンダー  第4回 文献購読:仕事と女性性、男性性  第5回 文献購読:家族、世帯、世代  第6回 文献購読:ホーム、場所  第7回 まとめと総合討論
授業の方法
・第1回と第2回授業で教員自身の研究に関する内容を含む導入講義を行ったうえで、第3回目以降は文献購読を中心とする演習形式で実施します。 ・発表担当者は文献の内容を要約したレジュメを作成し授業で報告するとともに、疑問点や議論したい点を発表してください。その後、受講者全員で議論します。 ・購読する文献(主に英語文献の予定。日本語文献も紹介します)は初回に説明します。
成績評価方法
授業内での発表およびディスカッションへの参加により、授業への貢献度で評価します
教科書
購読文献は適宜配布します
参考書
・古川不可知編『モビリティと物質性の人類学』春風社、2024年. ・中谷文美・宇田川妙子編『仕事の人類学――労働中心主義の向こうへ』世界思想社、2016年.  ほか、授業内で適宜紹介します
履修上の注意
・第1回授業では、授業概要や購読文献について説明したうえで発表担当を決めます。履修を予定している人は必ず出席してください。 ・購読文献や参考文献に目を通し、ディスカッションでは積極的に発言してください。
その他
第1回から対面で行います。その後も原則対面授業の予定です