学部後期課程
HOME 学部後期課程 地域民族誌IIb
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

地域民族誌IIb

講義:帝政期シベリア民族誌の思想史
ロシア帝国がシベリアに進出して以来,その統治上の必要性もあって民族誌的知見が蓄積されていった。その知識はたしかに,他の帝国と同様,植民地主義の一支柱だったが,同時に帝政を批判したり,別の社会を構想したりする際の礎でもあった。シベリア先住民の研究は,シベリアに流刑された革命家の思想と密接に関わり合っていたからである。本授業では,シベリア地方主義を主な事例として,民族誌的知識が織りなす思想の歴史を講義する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1015B
FAS-CA4B14L1
地域民族誌IIb
渡邊 日日
A2
火曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
(予定) ①はじめに〜シベリアの歴史を学ぶということ ②コサック進出〜エルショーフの作品を通じて ③18世紀〜帝国への統合 ④スペランスキー体制〜先住⺠統治の制度化 ⑤地⽅主義者〜思想と⾏動 ⑥社会の⼤変動〜世紀の境⽬ ⑦⾰命前夜〜おわりに
授業の方法
上記の計画にもとづく講義。毎回,感想文を書いてもらう。
成績評価方法
講義感想文と小論文による。
教科書
(教科書)使用しない。
参考書
(参考書)適時,案内する。
履修上の注意
毎回出席すること。