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最終更新日:2026年10月16日

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地域民族誌Ia

アジアの文化人類学知
人類学を普遍的学知として位置づけるのではなく、当の学知が時代・社会等のコンテクストと密接に関わり合いながら生産・消費されていく様態への関心から、“world anthropologies”という視角が提唱されて久しい。
日本を含むアジア地域では歴史的に、優れた民族誌(人類学知をテクストとして固定化したもの)を生み出すフィールドとなってきたのみならず、植民地主義と多様な文化的伝統、国民国家体制の浸透と民族問題、開発主義と経済成長、グローバル化と人の移動など、様々な局面において人類学知が要請され、それに応じて展開(いわゆる御用学問として、あるいは抵抗のための学問として)が促されてきた側面が比較的見えやすく、また無視できない。
本講義では、アジア域内(東南アジアを中心に、東アジア・南アジアを含む)それぞれのコンテクストにおけるanthropologiesの伝統と展開の中で、いかなる実践と理論構築が模索されてきたかを、文献の講読を通じて批判的に検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1014A
FAS-CA4B13L1
地域民族誌Ia
津田 浩司
A1
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
初回にイントロダクションとして授業内容を解説し、文献の割り当てを行う。 第2回目以降は、文献に基づき参加者に発表/コメントをしてもらったうえで、参加者全員で討議を行う。 講読文献は以下の通り(初回授業時に履修者に必要部分を配布する)。 ①Van Bremen, Jan, Eyal Ben-Ari, & Syed Farid Alatas (eds.) 2005. Asian Anthropology. Routledge. ②Thompson, Eric C. & Vineeta Sinha (eds.) 2019. Southeast Asian Anthropologies: National Traditions and Transnational Practices. NUS Press.
授業の方法
講読文献に基づき参加者に発表/コメントをしてもったうえで、参加者全員で討議を行う。 なお、大学院生については自身による研究発表も奨励する。
成績評価方法
授業内の報告(発表/コメント)と議論への貢献により総合的に評価する。なお、授業内で報告の割り当てがなかった履修者については、学期末レポートで代替する。
履修上の注意
■初回(学事暦通り・対面)の授業時に、第2回目以降の文献割り当てを行うので、履修希望者は必ず参加すること。 ■2021年度Sセメスター開講の「歴史と文化I」、「アジアの民族」と同趣旨の授業であるが、扱う論文が異なるため、左記授業に参加した者の履修を妨げない。 ■本講義は後期課程「アジアの民族a」、大学院「比較民族誌演習A」との合併授業である。