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最終更新日:2026年10月16日

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専門日本語(35)

翻訳を通じて読む中国語圏の現代文学
翻訳文学を日本語文学のレパートリーとみなし、翻訳された様々なジャンルの文学テクストを読むことを通じ、翻訳という作業がテクストにもたらす作用と読者との関係を考察する。テクストはいずれも中国語で書かれ、日本語に翻訳されたものを用いる。授業は日本語で行うが、中国語使用者とそれ以外の受講者の協働によって各テクストを分析することを想定している。同時代の作品の翻訳が日本語文学に何を拓くかという視点から、各自の立場でテクストを読み解くことを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08B9535
FAS-BA4M01S1
専門日本語(35)
及川 茜
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
第1回 イントロダクション 第2回 感染症と「害獣」      索南才譲「荒原にて」『荒原にて』(及川茜訳、リトルモア、2025)     原書:「荒原上」『荒原上』(江蘇鳳凰文芸出版社、2021)所収 第3回 ルポルタージュを読む① 中国の農村社会      梁鴻『中国はここにある 貧しき人々のむれ』(鈴木将久・河村昌子・杉村安幾子訳、みすず書房、2018)より      原書:「中国在梁荘」 第4回 ルポルタージュを読む② 台湾の移民労働者  江婉琦「聽說開齋節要到了」『移工怎麼都在直播』(木馬文化、2022) 第5回 中国語で書かれたカリブ海文学      鹿苹「腰果灣」『甜麵包島』(印刻、2023) 第6回 異邦人として書く      連明偉「再會了,Asian Hunter」『藍莓夜之告白』(印刻、2019) 第7回 台湾原住民文学を読む① 歴史を取り戻す      黄璽(Temu Suyan)「史詩研究者」「話語」『骨鯁集(Khu Ka Qaraw Qulih)』(雙囍出版、2023)より 第8回 台湾原住民文学を読む②(未定) 第9回 香港から書く 韓麗珠「秘密警察」(及川茜訳)、村田沙耶香ほか『絶縁』(小学館、2022)より 第10回 台湾から見る香港 梁莉姿「愛人」『樹的憂鬱』(木馬文化、2023) 第11回「わたし」の謎      賀淑芳「風がパイナップルの葉とプルメリアの花を吹き過ぎた」『アミナ』(及川茜訳、白水社、2023)     原書:「風吹過了黃梨葉與雞蛋花」『湖面如鏡』(寶瓶、2014)所収 第12回 語りと騙り      黄錦樹「帰還」『南洋人民共和国備忘録』(及川茜訳、白水社、2025)     原書:「歸來」『雨』(寶瓶、2016所収) 第13回 学期のまとめ
授業の方法
初回はオンラインで教員により授業の概要を説明する。毎回の授業で一篇のテクストと関連する文献を取り上げ、担当者を決めて報告形式で進める。初回は教員により授業の概要を説明する。第2回から第12回受講者の関心に応じて担当を決め、報告形式で精読する。毎回UTOLで事前にコメントを集め、指名して発言を求める形式でディスカッションを行う。最終回では学期の総括として口頭報告を行う。
成績評価方法
授業前課題と授業時の報告、ディスカッションへの貢献度
履修上の注意
初回授業のみオンラインで実施する。毎週事前にテクストを読んだ上で、コメントをUTOLに投稿し、積極的にディスカッションに参加することが求められる。受講者の人数および関心領域に応じて、進行は調整する場合がある。
その他
授業に際してはUTOLを使用する。