学部後期課程
HOME 学部後期課程 専門日本語(33)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

専門日本語(33)

比較から見る韓国政治:韓国という国/地域の「現住所」を知る
本講義では韓国政治を見るための理論と「現住所」について概説する。これにより、対象との適切な距離の取り方を考える。近年、K-POPなどの文化の拡散や往来の増加により「近くて遠い国」だった韓国はより身近になった。この近さは対象への興味をもたらすが、同時にデータや事実に基づかない誤解や偏りを引き起こす。また韓国政治という主題は「嫌韓」「リベラル」などの特定の立場に支配されやすい。特定の立場が必ずしも物事の理解に役立たないというわけではないが、多くの場合、根拠やデータに基づかない言説を引き起こし、対象に対する誤った見方・理解をもたらす。

したがって私たちは地理的、心理的、文化的に近いからこそ、韓国を論じる際には客観的で多角的な視点を保ち、韓国という国/地域の「現住所」を正しく知る必要がある。このことは冷静に、確かな根拠に基づいて、社会問題を解決するために必要な視点を養うことにもつながる。

そこで本講義では韓国政治について、最新の知見やデータを踏まえながら各論を中心に概説する。講義の際には「韓国現地の見方」ではなく、比較政治学の考え方・理論を踏まえた学術的な議論を心がける。授業では教員による講義だけでなく、グループワークを行うことで、受講生自らの考え方を相対化する機会を設ける。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08B9533
FAS-BA4M01S1
専門日本語(33)
寺下 和宏
A1 A2
火曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:ガイダンス・イントロダクション 第2回:韓国政治の現状 第3回:大統領と議会 第4回:選挙と政党政治 第5回:司法政治 第6回:社会運動と団体政治 第7回:ゲストによる講義or中間まとめ 第8回:政治経済と少子高齢化・福祉 第9回:フェミニズムとジェンダー 第10回:移民と交差性 第11回:分極化と民主主義の後退 第12回:グループでの発表・議論 第13回:まとめ/韓国政治研究へのいざない
授業の方法
教員が作成したスライド形式の授業資料を共有し、原則として、教室で講義・議論する方法で行う(初回はオンライン)。受講生はあらかじめ教科書の指定した箇所または別途指定する文献を読んでおく必要があり、授業は受講生が指定文献を読んでいることを前提に進行する。 授業中は受講生に発言を求めることがある。また授業中、グループワークを実施する。 授業連絡および課題提出はSlackを通じて行う。Slackへの招待と初回オンライン授業のURLの共有はUTOLを通じて行うため、初回授業時までに必ず確認すること。なおレポートの提出はUTOLを通じて行う。
成績評価方法
小課題とレポートで評価する。小課題はグループで実施する。また授業毎に記入するコメントシートのコメント、質問を最終評価に加味することがある。
履修上の注意
授業は日本語で行う。本授業は、韓国の政治、社会、文化に関心を持つ学生に限らず、特定の地域・ディシプリンに関して研究/学修していこうと考えている学生の参加を歓迎する。また韓国朝鮮語を履修・学修したことのない学生の参加も歓迎する。 また授業にあたっては以下に取り組むことが求められる。 - 教科書の指定した箇所または別途指定する文献を読むこと。 - 各自のグループワークおよびレポートに取り組むこと。