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最終更新日:2026年10月16日
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専門日本語(30)
鉄道をめぐる社会史―植民地期インドの事例を中心に―
この授業では、植民地期インドにおける鉄道の導入がもたらした社会変化を様々な角度から論じた研究書を読みながら、「近代」を象徴する技術のひとつでもある鉄道が、人々の日常生活や観念にどのような影響を与えたのかを考察する。鉄道の発達は、人々の移動の範囲や速度に変化をもたらしたのみならず、時間・空間の観念、人々の相互関係、帰属意識にいたるまで、広範な影響を及ぼした。そのありさまには、世界各地で共通する面がある一方で、それぞれの地域の歴史的背景、政治・経済・社会状況による固有の特徴も見られる。ここでは通時的、共時的比較の視点を意識しつつ、インドの鉄道をめぐる社会史を追う。テキストとしては、Ritika Prasad, Tracks of Change: Railways and Everyday Life in Colonial India (Delhi: Cambridge University Press, 2015), Aparajita Mukhopadhyay, Imperial Technology and 'Native' Agency: A Social History of Railways in Colonial India, 1850-1920 '(Abingdon: Routledge, 2018))などを予定しているが、受講者と相談のうえで決定したい。
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