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最終更新日:2026年10月16日

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専門ドイツ語(29)

1945年以降のドイツにおける社会運動
本授業の目的は、第二次世界大戦後のドイツ社会における社会運動の展開を、ドイツ語文献の精読を通じて体系的に理解することである。とりわけ、西ドイツ・東ドイツ双方を視野に入れながら、社会運動が政治体制、社会構造、価値観の変容とどのように結びついてきたのかを歴史的に検討することを目指す。

本授業では、Phillip Gassert, Bewegte Gesellschaft (2019) を中心的テクストとして用い、戦後ドイツにおける社会運動の歴史を時代順にたどる。占領期および戦後初期の抗議運動から、反核平和運動、68年運動、「新しい社会運動」、近年注目が低下しつつある戦後の労働運動、さらに東ドイツにおける抵抗と体制崩壊、そして冷戦後の抗議運動に至るまでを扱う。
前半では導入および序論部分の輪読を通じて、ドイツ社会運動史研究の基本的視角や問題設定を共有する。後半は学生による報告を中心とし、各章の内容を要約・分析したうえで、社会運動への動員を促す要因に注目しながら、各時代ごとにそれぞれの社会運動の性質を支える歴史的背景について議論を行う。
授業全体を通じて、社会運動史を政治史・社会史・文化史と接続しながら考察する姿勢を重視し、現代ドイツ社会を理解するための知識基盤を形成することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08B2029
FAS-BA4B01S4
専門ドイツ語(29)
川﨑 聡史
S1 S2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
第1回:授業ガイダンス 近年のドイツの社会運動の研究動向について 第2回:輪読:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Einleitung" 第3回:輪読:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Einleitung" 第4回:輪読:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Einleitung" 第5回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Eine Volksgemeinschaft revoltiert: Der vergessene Protest in Besatzungszeit und früher BRD" 第6回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Der 17. Juni 1953: Die gescheiterte Revolution in der frühen DDR" 第7回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Friedensbewegung, Gewerkschaften, »Halbstarke«: Protest in der unruhigen Ära Adenauer" 第8回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "»1968«, Neue Linke, Studentenprotest und die gesellschaftlichen Umbrüche der langen 1960er Jahre" 第9回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Eine protestierende Republik? Die »Neuen Sozialen Bewegungen« der 1970er und 1980er Jahre" 第10回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Die Arbeiterbewegung zwischen Klassenkampf, rheinischem Konsensmodell und der Herausforderung der Neuen Sozialen Bewegungen" 第11回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Bewegung im Sozialismus: Widerstand, Opposition und das Ende der DDR, 1970–1990" 第12回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Der Aufstieg der globalisierungskritischen Linken: Protestgeschichte der Gegenwart I" 第13回:学生報告:Gassert, Bewegte Gesellschaft, "Protest rund um Einwanderung, Flucht, Asyl und Rassismus: Protestgeschichte der Gegenwart II"
授業の方法
毎回の授業において、指定された履修者が課題テクストの報告を行う。そのほかの履修者はその報告をもとに議論を行う。 報告者:文献の内容をまとめ、疑問点・論点(文献で扱われた事象の背景・経緯に関わるもの)と参考文献表を載せた発表資料を用意すること。 そのほかの履修者:報告を聞いて積極的に議論に参加し、質問する。文献は報告者でなくてもきちんと予習し、疑問点・論点を用意する。質問が出ない場合、教員が指名して論点を提示してもらうこともあるので全員が疑問点・論点を用意すること。疑問点や論点は事前に提出してもらう予定である。 欠席や遅刻など、発表する人に対して失礼になるようなことは極力しないこと。 やむを得ない理由で自分の報告を欠席する場合は、代理の報告者を立てること。
成績評価方法
課題テクストの予習、報告の内容、授業中の議論への参加、提出物をもとに成績評価を行う。
履修上の注意
ドイツ語文献を講読するため、履修にはドイツ語文法に関する知識が必要となる。 履修者全員が、授業で使用する課題テクストを必ず予習してくることが前提である。 報告者は、資料を発表日前日までに教員にメール等で提出するとともに、自分で印刷等で配布準備をすること。
その他
第1回授業(対面)で授業の進め方を説明するので、履修者は参加すること。 履修者の人数や状況に応じて授業計画は変更になる可能性がある。 1回の授業時間は90分である。