学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2026年10月16日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
専門ドイツ語(28)
翻訳を読む ― 宮澤賢治のドイツ語訳を通して
Reading Translation: Kenji Miyazawa through His German Translations
本授業では、宮澤賢治の短編・童話作品をあえて日本語原文ではなく、ドイツ語訳で読む。日本語で書かれた作品をドイツ語という迂回路を経て読むことで、原文を読むときには意識しにくい語りの構造や語彙選択、翻訳者による解釈の介在が可視化される。時にゲーテの作品(例えば『西東詩集』の銀杏のモティーフなど)を参照し、賢治作品との軽い比較を試みたい。
授業の目標としては1)日本語原文とドイツ語訳を突き合わせることで、翻訳という行為そのものが持つ解釈性・創造性を具体的なテクストに即して理解する 2)訳文の語彙選択・省略・補足などを具体的に検討し、翻訳がテクストの意味やニュアンスをどう変化させうるかを考える 3)母語の作品を外国語訳を介して「見慣れないものとして」読み直す経験を通じて、文化背景を含むテクスト分析における新たな視点を養う などが挙げられる。
MIMA Search