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最終更新日:2024年4月22日

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共通日本語(18)a

自己・他者・社会を探求するためのナラティブ・ライティング Narrative Writing: Exploring Self, Others, and Society
この授業では、現代社会の事象と自己を関連付けて意味付けし、その意味付けをナラティブ・ライティングの形で文章化します。ナラティブ・ライティングは「ある一連の出来事を時間軸に沿って展開する文章」(田中・阿部,2014,p.38)を指しますが、出来事を順序立てて説明するだけでなく、出来事に対する心情や周囲の人々の様子も描写します。聞き慣れないかもしれませんが、ナラティブ・ライティングは就職活動のESやフィールドワークなど、社会で幅広く求められるものです。

授業では、ナラティブ・ライティングを通じて自己や自己を取り巻く環境に対する理解を深め、それを他者にわかりやすく日本語で言語化することを鍛えていきます。また、自己と社会のつながりについて内省するために、現代社会の事象に関する図書を読み、その内容を自己に引き付けて解釈しながら読むことも学びます。

(参考文献)
田中真理・阿部新(2014)『Good Writingへのパスポート―読み手と構成を考えた日本語ライティング―』くろしお出版
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08A9718A2
FAS-AA4M14L1
共通日本語(18)a
トンプソン 美恵子
A2
木曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
*変更になる可能性があります。詳細は授業初回で提示します。 第1回 オリエンテーション、ナラティブ・ライティングとは、内省とは 第2回~6回:読解資料をめぐるディスカッション、ミニナラティブ・ライティングのピア・レビュー  読解資料のテーマ例)思考と言語、移動・越境、葛藤、希望学など 第7回 発表(レポートの構想報告とディスカッション)
授業の方法
授業は主に以下の活動で構成され、学生による主体的な授業参加が求められます。 ・読解資料の事前課題に基づくディスカッション;読解資料に出てくる語彙や表現の意味を掘り下げ、独自の解釈を共有 ・読解資料のテーマに関する短いナラティブ・ライティングの報告 ・ナラティブ・ライティング、発表などへのピア・レビュー
成績評価方法
プロセス(事前課題・授業課題・リフレクションペーパーなど)40% プロダクト(作文課題・発表)60%
教科書
教科書は使用しません。
参考書
授業で提示します。
履修上の注意
・この授業は「留学生」対象の授業です。日本語を母語とする4月入学の学生や一般入試で入学した外国人学生は履修できません。 ・A1ターム木曜1限の「共通日本語(18)a」は同じ内容のため、重複しての履修はできません。