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最終更新日:2026年10月16日

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共通日本語(4)b

社会的関係調整の場面から学ぶ日本語の待遇表現(2) Formal Japanese Expressions in Contexts of Social Relationship Adjustment (2)
【授業の概要】
この授業は、アカデミックな場面における口頭表現の運用能力を高めることを目的とする。大学生活において求められる待遇表現を適切に用いることに加え、あらたまった場面で必要とされる日本語の表現スタイルに着目し、相手との関係性、相手にかかる負担のレベル、話し手自身の立場や状況を踏まえた方略的な会話の進め方を学ぶ。授業では、敬語の「正しさ」や「正確さ」そのものよりも、待遇表現を用いることにより会話の目的を達成し、上下関係を含む相手との位置づけや心理的距離を調整する力の操法を重視する。あらかじめ準備された会話の再現ではなく、その場の状況に応じて即時的に対応するタスクや、履修者が抱く疑問の解消につながる意見交換の機会を積極的に設ける。必要に応じて、メール、口頭発表、研究調査に関する依頼文など、書き言葉における待遇表現についても指導、添削を行う。

【授業の到達目標】
・日本語の社会文化的特徴を批判的にとらえることができる。
・多言語・多文化と比較しながら、日本語の社会文化的特徴や疑問点、納得できない点などについて自身の見解を述べることができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08A9704B1
FAS-AA4M14L1
共通日本語(4)b
串田 紀代美
S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
第1回 トラブルに対応する、謝罪する① 第2回 トラブルに対応する、謝罪する② 第3回 許可をもらう、助言をもらう 第4回 条件について交渉する 第5回 納得できない場面で抗議する、苦情を言う 第6回 待遇表現とアイデンティティ:あえてフォーマルを崩す場面、立ち位置の調整 第7回 最終発表:口頭パフォーマンス(ロールプレイ)、ふりかえり ※第2回から第6回までは、上記の人間関係にかかわる場面を考慮し会話内容と目的を予定しているが、履修者のニーズに合わせて内容を変更する。授業では関係性や場面を考慮した会話の作成、ロールプレイ、モデル会話との比較分析、討論、ふりかえりと質疑応答などを行う。 ※履修者の興味により、内容が前後したり変更したりする可能性がある。
授業の方法
口頭でのやり取り(対話、ロールプレイ等)、ディスカッション、グループワークなど。
成績評価方法
積極的に授業に取り組む姿勢を最重視する。加えて、討論の参加姿勢と口頭パフォーマンスの成果、即興対応と方略的判断、書き言葉による待遇コミュニケーションを総合的に評価する。評価基準については、ルーブリックを授業内で示す。
履修上の注意
事前学修:各回の場面設定やロールプレイ、話し合いのために場面を具体的に考えておく。その際、①自身の経験や疑問点を簡単に整理し、②使用が可能な表現や言い回しを考える。 事後学修:授業で実際に行ったロールプレイや討論を振り返り、自身が選択した表現の意図を振り返り、別の表現方法の可能性について整理する。必要に応じて、授業内で扱った場面を想定し、自身にとって必要な待遇表現を簡潔にメモする。
その他
本授業は、本語上級学習者を対象としているが、意欲のある中上級レベルの学習者の履修も歓迎する。授業内では間違いを恐れず、積極的に対話してほしい。履修者の考えを尊重し、さまざまな角度から新たな視点や考え方を発見することを学習の目的としている。フィードバックのために授業での発話を録音することがあるが、本学規定に従い担当教員が使用し公表はしない。