学部後期課程
HOME 学部後期課程 シリア語(4)
過去(2019年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

シリア語(4)

シリア語
中東地域(主にシリアおよびメソポタミア)のキリスト教徒が古代末期より現在に至るまで用いてきたセム系言語であるシリア語の基礎を学び、簡単なテクストを読めるようにする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08A9484
FAS-AA4M12L1
シリア語(4)
高橋 英海
A1 A2
月曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
中東で誕生した宗教であるキリスト教とその思想は主にギリシア語とラテン語を介して世界に広まっていったが、中東およびその周辺にはギリシア語、ラテン語ではなくシリア語、コプト語、アルメニア語、エチオピア語、アラビア語等を媒体として広まっていったキリスト教がある。中でもその時間的、空間的な広がり(西は地中海沿岸から東はインド、中国まで)において最も重要なのはシリア語を媒体とするキリスト教であり、キリスト教の発展の正確な理解にはシリア語文献の研究が欠かせない。また、シリア語およびシリア系キリスト教徒はギリシア哲学・科学のイスラム圏への伝達にも大きな役割を果たしており、哲学史、科学史の分野でもシリア語文献の研究が重要となる。本講ではシリア語が用いられた世界の歴史と文化について概観するとともに、シリア語文献の講読に必要な知識を習得し、受講者の関心に合わせて選んだ文献の講読を試みる。 授業の進行はおおむね教科書の章立てに従うが、教員の提供する補足資料を部分的に使用する。
授業の方法
開講時に指示する。
成績評価方法
授業への参加度、小テスト、期末レポートなどから総合的に判断する。
教科書
Theodore H. Robinson, Paradigms and Exercises in Syriac Grammar, 4th ed. revised by L.H. Brockington, Oxford: Clarendon Press, 1962.(Fifth ed. revised by J.F. Coakley, Oxford: OUP, 2003も可).
参考書
授業中に指示をする。
履修上の注意
開講時に指示する。