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最終更新日:2026年10月16日

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トルコ語(4)

 トルコ語中級文献講読2
 文献講読を通じて、現代トルコ語の初級文法をいちおう習得した者を対象に、既習・未習の文法事項を整理しつつ、語彙を増やしてトルコ語テキスト読解のスキルを身につけることを目標とする。どのようなテキストに出会っても辞典さえあれば自分で問題を解決できるようになることを目指したい。 あわせて講読する文献の内容を通じて、トルコの社会・文化・歴史などに関する知識を深めることも期待したい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08A9436
FAS-AA4M05L4
トルコ語(4)
高松 洋一
A1 A2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教養学部
授業計画
 Sセメスターに引き続き、現代トルコ語の文献講読を行う。講読テキストは、Mehmet Selim Temel, “Osman-İran İlişkilerinde Diplomatik Problem: Bir İngiliz Kızının Kaçırılması”(「オスマン-イラン関係における外交問題:ある英国人少女の誘拐」), Hazine-i Evrak Arşiv ve Tarih Araştırmaları Dergisi 1 (2019), 85-100をとりあげる(ダウンロードURLはUTOLに記載します)。1891年イラン領内の遊牧民MIrza Azizと駆け落ちした英国人少女Katy Greenwoodが取り調べのため裁判所に送られる途中、オスマン国境に近いイラン西部の都市サヴチュブラク(現在のマハーバード)にあったオスマン領事館に逃げ込んだため、オスマン-イラン両国間に外交問題が生じた。結婚を認めない母親と英国領事、事件を取り上げた英語新聞による英国国民世論を背景とする英国政府の圧力も加わり、複雑な国際関係に巻き込まれてしまったKatyはいかなる運命をたどったのか、オスマン政府の公文書をもとに明らかにする論文である。なおSセメスターで論文要旨と本題に入る前の冒頭部分p.87の13行目まで)だけ講読したので、その続きの本題部分(p.87の14行目)から読み始めるが、これまでに講読した箇所の日本語訳はUTOLで配布するのでAセメスターからの受講に全く問題はない。  テキストの文法構造を正確に把握し、適切な日本語に訳すことを主眼としつつも、学術論文でよく用いられる用語や表現・文体についても説明する。テキスト内に出てくる固有名詞については、講師が解説する。注の付け方や参考文献、学説史的な背景、論の構成や方法論上の問題にまで踏み込んで批判的にテキストを読み解いていきたい。  毎回授業のはじめには簡単に前回の復習を行なう。読み進むペースは、比較的ゆっくりだと思います。
授業の方法
 配布したトルコ語テキストのプリントを講読する。毎回受講者を指名して音読と和訳をしてもらい、誤読箇所を訂正しつつ、文法事項の確認や内容の把握に努める。内容の理解を深めるために、補足資料を随時配布する。
成績評価方法
 学期末に試験は行わない。毎回指名してやってもらう訳読によって評価する。
履修上の注意
 ある程度トルコ語文法の学習経験があれば、初級をおえていなくてもAセメスターから受講することは差し支えない。予習・復習のために辞典を用意する必要があるので、『教養学部報』4月号のトルコ語辞典案内に目を通して自分にあったものを選んでおくこと。また文法事項の確認のために、東京外国語大学 トルコ語専攻 編『トルコ語文法 初級・中級 [改訂版]』を随時参照するので、受講者は生協書籍部で購入しておくことが望ましい。