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最終更新日:2025年4月21日

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金融データと金融モデル分析

金融データと金融モデル分析/ Financial Data Analysis
証券市場のデータを用いて様々なファイナンス理論の検証を行う。証券のリスク・リターン特性や証券市場の仕組みを理解し、証券投資における基本的な考え方や資本市場理論について学ぶことが目的である。扱うテーマとしては株式リターンの分布、ポートフォリオ選択、資本資産評価モデル(CAPM)、現先パリティ、オプション評価、デルタヘッジなどである。データ分析に専門ソフトは使わず、全てExcelで行う。この授業を通じてExcelでのデータの分析方法、効率の良い作業の仕方なども修得してもらいたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0704705
FEC-QF4802L1
金融データと金融モデル分析
中里 宗敬
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
第1回 オンライン授業の進め方とExcelの操作 第2回 株価時系列の分析(株価時系列、収益率時系列) 第3回 株式投資収益率の分布(正規分布、歪度、尖度、Fat-tail) 第4回 市場の効率性(収益率の自己相関、コレログラム、2乗収益率) 第5回 リスクとリターン 第6回 ファイナンスの話題(ビデオ) 第7回 CAPM(βの推定、SMLの検証) 第8回 CAPM(βの時間変化、修正β、αの時間変化) 第9回 ポートフォリオ選択(2次計画問題、ソルバー利用の注意点) 第10回 ポートフォリオ選択(有効フロンティアの解法、マクロの利用) 第11回 ポートフォリオ選択(事前と事後の有効フロンティア) 第12回 オプション市場(ブラック・ショールズモデル) 第13回 オプション市場(インプライド・ボラティリティの推定)
授業の方法
講義とPCを用いたデータ分析演習
成績評価方法
トピックスごとの小レポート(8回程度):100%
教科書
なし
参考書
『新・証券投資論Ⅰ』, 日本証券アナリスト協会編, 小林孝雄, 芹田敏夫, 日本経済新聞出版社, 2009. 『コーポレート・ファイナンスの考え方』, 古川浩一他, 中央経済社, 2013.
履修上の注意
PCを使った演習を行う都合上、履修希望人数が30名を超える場合は履修制限をかけることがある。その場合は初回の講義で指示する。授業が完全オンラインで実施となった場合は、この履修制限を変更することがある。それについては初回の授業で説明する。