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最終更新日:2024年4月22日

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金融データと金融モデル分析

証券市場のデータを用いて様々なファイナンス理論の検証を行う。証券のリスク・リターン特性や証券市場の仕組みを理解し、証券投資における基本的な考え方や資本市場理論について学ぶことが目的である。扱うテーマとしては株式リターンの分布、ポートフォリオ選択、資本資産評価モデル(CAPM)、現先パリティ、オプション評価、デルタヘッジなどである。データ分析に専門ソフトは使わず、全てExcelで行う。この授業を通じてExcelでのデータの取り扱い方、効率の良い作業の仕方なども修得してもらいたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0704705
FEC-QF4802L1
金融データと金融モデル分析
中里 宗敬
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
1.オンライン授業の進め方とExcelの操作 2.株価時系列の分析(株価時系列、収益率時系列) 3.株式投資収益率の分布(正規分布、歪度、尖度、Fat-tail) 4.市場の効率性(収益率の自己相関、コレログラム、2乗収益率) 5.リスクとリターン 6.ファイナンスの話題(ビデオ) 7.CAPM(βの推定、SMLの検証) 8.CAPM(βの時間変化、修正β、αの時間変化) 9.ポートフォリオ選択(2次計画問題、ソルバー利用の注意点) 10.ポートフォリオ選択(有効フロンティアの解法、マクロの利用) 11.ポートフォリオ選択(事前と事後の有効フロンティア) 12.先物市場(現先パリティ、先物によるヘッジ) 13.オプション市場(ブラック・ショールズモデル) 14.オプション市場(インプライド・ボラティリティの推定)
授業の方法
講義とPCを用いたデータ分析演習
成績評価方法
トピックスごとの小レポート(8回程度):100%
教科書
なし
参考書
『新・証券投資論Ⅰ』, 日本証券アナリスト協会編, 小林孝雄, 芹田敏夫, 日本経済新聞出版社, 2009. 『コーポレート・ファイナンスの考え方』, 古川浩一他, 中央経済社, 2013.
履修上の注意
※Zoomで講義を受けながら、同時にPCでExcelの作業を行う必要がある。自宅等での履修環境は各自の責任で用意すること。 ※演習を行う都合上、履修希望人数が30名を超える場合は履修制限をかけることがある。その場合は初回の講義で指示する。