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最終更新日:2025年4月21日

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経済データ分析

経済データ分析
データを用いて経済分析を行うためには、手計算が可能なごく単純な方法を例外としてコンピュータによる計算が必要となります。この講義では、現在広く使われている計量経済分析ソフトウェアのStataを中心にさまざまな経済分析の方法を紹介し、同時に計算結果の解釈について説明します(RやPythonについては特段触れないが、参考資料としてウェブサイトに掲載)。本講義の目的は,ソフトウェアのアウトプットから, 計量経済モデルの意味を正しく理解し,経済分析を行う能力を養うことにあります。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0704501
FEC-ST4801L1
経済データ分析
大森 裕浩
S1 S2
木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
第1章 基本統計量と区間推定・仮説検定 (第1回) 第2章 単回帰分析 (第2回) 第3章 重回帰分析 (第3回~第4回) 生産関数の推定と一次同次性の仮説検定、構造変化の仮説検定、グレンジャー因果性の仮説検定、シャープな回帰の不連続デザイン 第4章 回帰の診断 (第4回~第5回) 多重共線性、残差の分析、分散不均一性の仮説検定、系列相関の仮説検定、修正方法 第5章 パネルデータの分析 (第6回~第7回) 固定効果モデル、変量効果モデル、ハウスマン検定、差の差の分析 第6章 選択行動の分析 (第8回~第10回) ロジットモデル・プロビットモデル、(順序ロジットモデル・プロビットモデル)、(多項ロジット・プロビットモデル)、因果効果の分析、平均処置効果と傾向スコア 第7章 打ち切りのある回帰モデル (第11回) トービットモデル、サンプル・セレクションモデル (第8章 操作変数法とその周辺) (第12回~第13回) (局所平均処置効果、ファジーな回帰の不連続デザイン)
授業の方法
講義による。
成績評価方法
期末試験による(100%)。
教科書
1. 配布プリント(pdf) 2. 大森裕浩「コア・テキスト計量経済学」新世社 2017年
参考書
松浦寿幸『Stataによるデータ分析入門』第3版 ~経済分析の基礎から因果推論まで 東京図書 2021 年 田中隆一 『計量経済学の第一歩 -- 実証分析のススメ』有斐閣 2015年
履修上の注意
ECCSのアカウントを取得しておくこと。