学部後期課程
HOME 学部後期課程 規制の経済学
過去(2023年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

規制の経済学

規制の経済学/Economics of Regulation
政府による民間活動の規制に関して、規制の意義、規制手法、政策形成における政治的プロセス、規制政策の効果に関する経済学的分析等を学び、規制分野の政策分析を行う能力を養う。講義は2つの部分からなる。第1部では、基礎となる経済理論を概観し、この分析道具を駆使して、規制政策の背後にある基本的な原理を経済学的に明らかにする。ここで扱うトピックは、混雑料金、ピークロード料金、ラムゼイ料金、規制の政治経済学、公正報酬率規制、プライス・キャップ規制とインセンティブ規制、情報の非対称性のもとにおける規制政策である。第2部では、エネルギー、通信、運輸産業などの具体的な規制産業を取り挙げて、なぜそもそも規制が必要か、規制がどのような経済効果を持つか、現行の規制の問題点は何か、望ましい規制の体系はどのようなものであるか等を解説する。また部門横断的な環境政策についても取りあげる。
This course introduces students to economic analysis of regulation. The main goal is to familialize students with the important topics in regulation policies today, and put students in a position to do their own policy analysis in this area. The course begins with an extensive discussion of economic theories necessary to understand regulatory policies.
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0704201
FEC-EC4801L1
規制の経済学
松村 敏弘
A1 A2
水曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
第 1回 Introduction:ミクロ経済学の概観とこの講義の位置づけ 第 2回 費用便益分析・規制影響評価と行動経済学 第 3回 寡占モデルの基礎と規制 (1) 第 4回 寡占モデルの基礎と規制 (2) 第 5回 市場の競争度と経済厚生 第 6回 規制の基礎理論 第 7回 自然独占  第 8回 ネットワーク外部性とスイッチングコスト 第 9回 垂直統合、不可欠設備と接続規制 第10回  電力市場における規制と再生エネルギー普及政策 第11回 都市ガス市場における規制と競争創造政策 第12回  IoTと情報通信産業における規制 第13回 運輸・交通産業における規制 1. Introduction and overview of the lecture 2. Cost-Benefit Analysis, Regulation-Impact Analysis, and Behavioal Economics 3. Oligopoly Models 1 4. Oligopoly Models 2 5. Measures of Market Competition and Welfare Implications 6. Theory of Regulation 7. Natural Monopoly  8. Network Externalities and Swiching Costs 9. Essential Facilities and Access Charges 10. Electric Power Markets and Promotion of Renewable Energy 11. Gas Markets and Welfare implications of Competition Enhancing Policies 12. Information and Communication Industry 13 Transportation Industries
授業の方法
ミクロ経済学が、現実の規制政策に如何に応用できるのかを実感できるような講義を目指します。講義中に理解を深め、理解を確認するための問題を用意し、回答を求めます。平常点は講義中の発言と、この回答をもとに評価します。Choose one specific theme on applied microeconomic theory for each class and give an explanation so that students can intuitively understand the theory of behind regulations. Students are required to attend the class after agreeing to that they expected to make contributions to the class and sometimes are asked to express their own opinions by the instructor.
成績評価方法
平常点 講義中の発言を基に成績をつけます。自ら積極的に発言しない場合にはこちらから質問して回答を求めます。その回答を採点して点数をつけることになるます。たとえすべての回出席していても、一度も発言しないか、指名されても「わかりません」と回答するだけでは点数はつきませんので、必然的に単位を取得できません。 Grade is based on class participation. Comments in the class are welcome. Students are required to attend the class after agreeing that they are expected to make contributions to the class. If participants keep silent during the class, they will not get a good grade.
教科書
Ecomics of Regulation and Antitrust, Fifth Edition W. Kip Viscusi, Joseph E., Harrington Jr. and David E. M. Sappington 2018
参考書
鶴田俊正・糸田省吾・日下部聡編『産業再生と企業結合:課題-政策-ルール』NTT出版(2004) 奥野正寛・鈴村興太郎・南部鶴彦編 『日本の電気通信-競争と規制の経済学』日本経済新聞社(1993) 依田高典 『ネットワーク・エコノミクス』日本評論社(2001) 橘川武郎『日本電力業発展のダイナミズム』名古屋大学出版会(2004) 八田達夫・田中誠編『電力自由化の経済学』東洋経済新報社(2004) 奥野正寛,篠原総一,金本良嗣編『交通政策の経済学』,日本経済新聞社,(1989).
履修上の注意
ミクロ経済学及びゲーム理論の知識が前提となる。 講義中に指名することあります。このことを了解の上で履修してください。
その他
初回の講義で講義の進め方、成績評価の方法など詳しく説明するので出席してください。受講を希望するが初回講義に出席できない場合には必ず第2回講義の前に担当教員にメールで連絡してください。