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最終更新日:2023年10月20日
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規制の経済学
規制の経済学/Economics of Regulation
政府による民間活動の規制に関して、規制の意義、規制手法、政策形成における政治的プロセス、規制政策の効果に関する経済学的分析等を学び、規制分野の政策分析を行う能力を養う。講義は2つの部分からなる。第1部では、基礎となる経済理論を概観し、この分析道具を駆使して、規制政策の背後にある基本的な原理を経済学的に明らかにする。ここで扱うトピックは、混雑料金、ピークロード料金、ラムゼイ料金、規制の政治経済学、公正報酬率規制、プライス・キャップ規制とインセンティブ規制、情報の非対称性のもとにおける規制政策である。第2部では、エネルギー、通信、運輸産業などの具体的な規制産業を取り挙げて、なぜそもそも規制が必要か、規制がどのような経済効果を持つか、現行の規制の問題点は何か、望ましい規制の体系はどのようなものであるか等を解説する。また部門横断的な環境政策についても取りあげる。
This course introduces students to economic analysis of regulation. The main goal is to familialize students with the important topics in regulation policies today, and put students in a position to do their own policy analysis in this area. The course begins with an extensive discussion of economic theories necessary to understand regulatory policies.
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