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最終更新日:2024年4月22日

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社会的共通資本の経済学

サステナビリティの経済学理論 (Economics Theory for sustainability)
気候変動問題に代表されるサステナビリティ(持続可能性)のために、経済学の知見がどのように活用されるか、また経済学をどのように発展させる必要があるかを講義する。ミクロ経済学、ゲーム理論、情報の経済学、メカニズムデザイン、マーケットデザイン、社会的選択理論、公共経済学、環境経済学、資源経済学、国際経済学、行動経済学、倫理経済学の関連トピックスを紹介しながら、経済成長を超えて、環境、社会、経済の統合的な視点から、経営戦略、経済政策、国際関係について説明する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0704189
FEC-EC4801L1
社会的共通資本の経済学
松島 斉
A2
火曜2限、金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
ミクロ経済学の中級レベルをサステナビリティの観点から解説する(コモンズ、グローバルコモンズ、外部性、繰り返しゲーム、その他)。ミクロ上級レベルの組織の経済学、情報の経済学を解説し、サステナビリティに必要となる新しい視点も解説する。サステナビリティに関連する経済学説史を紹介し、今日的意義や発展の方向性を説明する。
授業の方法
講義をおこなう。定期的に宿題も出す予定。
成績評価方法
期末試験と宿題の提出状況などから総合的に評価して決める。
教科書
松島斉「サステナビリティの経済哲学」岩波新書(8月ごろ出版予定) そのほか、関連文献を随時紹介する
参考書
宇沢弘文「社会的共通資本」岩波新書 Cramton et al "Global carbon pricing" Osborn and Rubinstein "The models in microeconomic theory"
履修上の注意
講義参加厳守。出欠をとることも検討中