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最終更新日:2025年4月21日

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上級日本経済史Ⅱ

上級日本経済史Ⅱ Advanced Economic History of Japan II (Graduate Level)
通史を概観する前半パートと、日本経済史における中小零細経営をめぐる論点を考える後半パートの組み合わせの形で行う。
前半パートでは、日本経済史のテキスト(通史の教科書)をベースに、日本経済史という学問分野で提起されてきた論点とそれにまつわる議論を理解する。中長期の時間軸での論点の把握を目標とする。
後半パートでは、前半パートで確認した諸論点のうち、特に日本経済史における中小零細経営の存在を取り巻く論点を取り上げ、日本経済史の理解を深める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0704081
FEC-EH5801L1
上級日本経済史Ⅱ
今泉 飛鳥
A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
イントロダクション I 通史の理解と論点 (1) 近世から近代への移行をめぐって -近世の経済、近代の経済 -「産業革命」の論点 -在来産業の実態と位置づけ (2) 資本主義経済の変化をめぐって -資本主義経済の変化を捉える視点 -戦時期・戦後復興期の位置づけ -第二次世界大戦後の経済・社会 II 日本経済史における中小零細経営をめぐる論点 -生産組織の選択と取引関係 -労働供給と労働市場の構造 -事業者の組織化 -政策上及び国民経済上の位置づけ まとめ (進捗状況や履修者との相談により変更を加えることがある)
授業の方法
教員による講義と、履修者とのディスカッションによって行う。
成績評価方法
出席及び議論への貢献度と、期末レポートによって評価する。
教科書
特定の必須教科書は設定せず、各回のリーディングリストを事前に提示する。
参考書
講義内で適宜提示する。なお、上記のように各回の関連文献は別途指定するが、主に以下のテキストを講義内容の土台としているので、適宜参照のこと。 沢井実・谷本雅之『日本経済史 近世から現代まで』有斐閣、2016年。 武田晴人『日本経済史』有斐閣、2019年。 小野塚知二『経済史 いまを知り、未来を生きるために』有斐閣、2018年。
履修上の注意
講義形式で行いますが、指定された文献を読み、議論に積極的に参加してください。 日本史の事前の知識量に関わりなく、日本経済史に関心を持ち、主体的に調べながら学ぶ方を歓迎します。