学部後期課程
HOME 学部後期課程 生産システムⅠ
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

生産システムⅠ

生産システム I
生産マネジメントとは、経営管理の一分野で、生産活動を効率的に行うための理論や手法である。企業の生産活動といったら、工場を思い出し、あまり経営学とは無縁だと思う人が多いかもしれない。生産技術そのものは理系出身者の分野であるが、それらを管理する生産マネジメントは文系出身者も多く従事している分野である。本講義は、ビジネスケースとともに生産マネジメントの基本的な知識を身に着けることを目標とする。

本講義の到達目標は下記の3つである。
1企業の生産活動の全体像を把握できる
2生産システムの流れと効率化に対する基本的な概念を理解できる
3企業のビジネスケースを学んだ概念を用いて簡単に分析することができる
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0703319
FEC-MA4701L1
生産システムⅠ
徐 寧教
A2
金曜3限、金曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
1 なぜ生産管理を学ぶのか 2 生産管理とはなにか:フォード 3 人材管理:パナソニック 4 設備管理:現代製鉄 5 部品納入管理:日産 6 品質管理:アサヒビール 7 原価管理:NEC 8 納期生産管理:ZARAとユニクロ 9 生産委託:ユニクロ 10 災害マネジメント:アイシンとリケン 11 生産技術の変革:造船産業 12 海外生産と知識移転:現代自動車 13 グローバル納期生産管理:トヨタ 14 生産管理のデジタル化:富士電機とラティス 15 期末試験
授業の方法
対面授業で講義を行う。 講義時に必要に応じて関連するビジネスニュースについても解説する。 各回の講義内容は時間の関係や時事的なトピックを扱うことで若干変更される可能性がある。 講義後はドリルで学んだ内容を復習する。
成績評価方法
ドリル  = 50点 期末テスト = 50点
教科書
徐寧教、新宅純二郎、富野貴弘『ケースに学ぶ生産管理』[有斐閣]
参考書
富田純一、糸久正人『コアテキスト 生産管理』[新世社] 藤本隆宏『生産マネジメント入門 1, 2 』[日本経済新聞出版] 徐寧教『多国籍企業の知識マネジメント』[有斐閣]
履修上の注意
・この講義を履修するために必要な予備知識:経営学・経済学の基礎知識がある状態で履修すること。 ・予習:関連する概念、企業に関する基礎知識を調査すること ・復習:講義ノートの読み直し、ドリル