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最終更新日:2024年10月18日

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グローバル・ベンチャリングⅠ

グローバル・ベンチャリングⅠ/Global Venturing I
 本講義は、ベンチャー企業と呼ばれる企業群を対象とし、新規事業が創出するイノベーションについての理解を深めることを目標とする。近年、多くのベンチャー企業やその経営者が世間を賑わせており、IT、バイオをはじめ、様々な産業のベンチャー企業がメディアで取り上げられることも少なくない。しかしこれだけ注目されているにも関わらず、ベンチャー企業についての視座が十分に体系化されているとは言い難いのが現状である。そこで本講義では、ベンチャー企業が新規事業を創出していくプロセスを、主にイノベーション論の観点から検討することで、その分析視座を提示していく。
 本講義を通じて一人でも多くの受講生の皆さんがベンチャー企業・新規事業に興味を持ち、また将来的に様々な立場から新規事業を展開・支援していく人材が創出されることを期待する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0703318
FEC-MA4306L1
グローバル・ベンチャリングⅠ
中野 剛治
A1
金曜1限、金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
経済学部
授業計画
第1回 ガイダンス/ベンチャー企業とはどのようなものか(1) 第2回 ベンチャー企業とはどのようなものか(2) 第3回 事業創造に必要なものは何か 第4回 ベンチャー企業によるイノベーションの創出 第5回 ベンチャー企業の事業創造プロセス(1) 第6回 ベンチャー企業の事業創造プロセス(2) 第7回 ベンチャー企業の資金調達(1) 第8回 ベンチャー企業の資金調達(2) 第9回 起業家の育成とネットワーク 第10回 成功したベンチャー企業・失敗したベンチャー企業 第11回 ベンチャー企業への創業支援 第12回 社内における新規事業の創造 第13回 ボーン・グローバル企業/講義のまとめ
授業の方法
 基本的には対面の講義形式で実施する。欠席者に対するオンデマンドでの配信は行わない。講義時間中に適宜指定するICTツールを用いて受講生の意見を求め、その内容を授業内で共有しながら講義を展開する。 講義内容についての質問はチャットツール及びメールにて受け付け、そのフィードバックは基本的に講義時に行う。  なお、初日の講義のようにオンライン講義(リアルタイム)にて実施する場合、基本的にはZoomを使用する。Zoomのログインは大学アカウントから行い、入室前に表示名を「学籍番号(例:07-××××××)」として受講すること。
成績評価方法
 試験期間内に実施する定期試験(60点分)および授業期間中に提出のレポート(40点分:提出必須)で評価する。これらに加え、講義内での小テストや講義に関するリアクションペーパーの内容を適宜加点し評価する(最大20点分)。
教科書
 講義資料(レジュメ)をインターネット上の講義用サイト(ITC-LMS)にて配付するので、各自ダウンロードして講義時に持参のこと。
参考書
長谷川博和 (2010) 『ベンチャーマネジメント[事業創造]入門』日本経済新聞出版社. 忽那憲治・長谷川博和・高橋徳行・五十嵐伸吾・山田仁一郎 (2013) 『アントレプレナーシップ入門 -- ベンチャーの創造を学ぶ』有斐閣. 松田修一 (2014)『ベンチャー企業(第4版)』日本経済新聞出版社. 上記以外は講義内で紹介する。
履修上の注意
経営学関連の講義を事前または同時に履修することが望ましい。 本講義は具体的なビジネスプランを作成していく講義ではないので、その点留意の上履修のこと。 初日の講義(第1回・第2回)のみZoomによるオンライン(リアルタイム)講義で実施するが、それ以降は全て対面にて実施の予定である。受講に際しての説明および受講にあたって配慮が必要な学生への確認等を行うので、履修希望者は初日の講義に必ず出席すること。