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最終更新日:2026年10月16日

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日本経済Ⅰ

日本経済Ⅰ/Japanese Economy I
1 日本経済を、歴史的、制度的、グローバルな観点から考察し、データを用いて日本経済の特徴と課題を明らかにする。
2 長期停滞、人口減少と高齢化、労働市場の状況に反応しない賃金、財政と社会保障制度の維持可能性、非伝統的金融政策の是非といった問題は、日本が世界に先駆けて経験したものである。日本経済を学ぶことによって、他の先進国への教訓を導く。
3 日本経済が現在直面するさまざまな課題について、データに基づく真摯で建設的な議論を支える確かな基盤を提供し、日本経済に関する統計を的確な判断に結びつける力を養う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0702201-01
FEC-EC4201L1
日本経済Ⅰ
林 伴子
A1 A2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
可
開講所属
経済学部
授業計画
最初に、日本経済の諸問題を明らかにすることによって、他の先進国への教訓を導くのに役立つような一般的知見を獲得することができることを確認する。日本経済の歴史的発展を江戸時代の末まで遡って概観した後、戦後日本経済の発展・成長を、マクロ経済学的なアプローチを用いてとらえる。このマクロ的分析を補完する形で、日本経済の一見ユニークに見える諸経済制度を展望し、それらが高度成長期からバブル経済を経て長期的停滞へと日本経済が移行した中で、どのように変わってきたのかを考察する。最後に、すべての分析を総括して応用する形で、日本の失われた30年とも呼ばれる長期停滞の要因を解明し、他国への教訓を考える。 1 概観 2 日本経済の歴史的発展 3 景気循環と景気判断、潜在成長率とGDPギャップ 4 人口と労働市場 5 インフレとデフレ 6 家計行動(消費・貯蓄、住宅投資)、世帯構造、所得と資産 7 企業行動と産業構造 8 金融システムと金融・資本市場 9 金融政策の変遷、物価安定目標、非伝統的金融政策手段 10 財政の変遷、財政の持続可能性と財政ルール 11 社会保障をめぐる諸課題 12 国際貿易の変遷と直面する諸課題 13 国際金融と基軸通貨、為替制度と金融政策、円の過去と現在 14 国際環境の激変と日本経済の今後 
授業の方法
受講者の積極的な質問・コメントを歓迎する。
成績評価方法
学期途中の宿題1回と定期試験による。
履修上の注意
質問・コメントなどを通じて、積極的にクラスに参加することを期待する。
実務経験と授業科目の関連性
日本政府でいわゆる官庁エコノミストを30年以上務め、「経済財政白書」等の作成に加え、毎月、総理・閣僚等に内外の経済情勢について直接説明を行ってきた責任者(政策統括官(局長))。OECDにおける各国経済政策審査の経験やOECD経済政策委員会副議長を務めた経験も活かして、国際的な視野のある議論を行う。