ミクロ経済学 I からの続き:
(d) 交換経済の分析
エッジワースの箱
パレート効率性
厚生経済学の基本定理
(e) 市場均衡の効率性の論証(第1基本定理)
(f) グローバリズムの「正体」
競争均衡とコア
(g) 厚生経済学の第2基本定理
第2基本定理の論証
パレート効率性の条件
資源配分に歪みがおこるのはどんなときか、そのときどんな政策を取ればよいか
(h) 市場メカニズムの特長とは?
分権的意思決定と情報・インセンティブ
4.市場の失敗
(1) 外部性
ピグー税・補助金
コースの「定理」
(2) 公共財
(a) 部分均衡分析」」とリンダール均衡
(b) 一般均衡分析とサミュエルソンの条件
5. 独占
(1) 独占企業の行動
(2) 独占の弊害
(3) 自然独占企業に対する価格規制
II. 戦略的行動と情報の経済学
1.戦略的状況とは?
2.同時手番のゲームとナッシュ均衡
(1) ゲームとは?
(2) ナッシュ均衡
(3) ナッシュ均衡はなぜ実現するか?
個人の合理性と全体の合理性の関係
(4) 寡占への応用(I)-数量競争と価格競争
クールノー・モデル
ベルトラン・モデル
(5) 不確実性と期待効用
(6) 混合戦略均衡とナッシュ均衡の存在
3.動学的ゲームと戦略の信頼性
(1) 例 – 銀行の破綻処理
(2) 部分ゲーム完全均衡
(3) 寡占への応用(II)-シュタッケルベルクのモデル
(4) コミットメント
(5) 長期的関係と協調
4. 危険分担とモラル・ハザード
(1) 危険分担と保険の役割
(2) モラル・ハザード
5. 逆淘汰とシグナリング
(1) 逆淘汰とは?
(2) シグナリングの原理
(3) 労働市場におけるシグナリング
結びに代えて:最後に、社会思想(イデオロギー)の話をしよう
1.社会問題に対する意見の対立の根本にあるもの:
共同体の論理と市場の論理の対立
2.市場と社会正義:市場の恩恵を受けるのは誰か
補償原理