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最終更新日:2026年10月16日
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ミクロ経済学Ⅰ
ミクロ経済学Ⅰ/ MicroeconomicsⅠ
経済学は非常に体系だった学問で、まず大前提となる「幾つかのシンプルな原理」からスタートして、そこから導かれる基礎的な理論を用いて、様々な社会問題や経済現象を説明、分析していきます。本講義では、その出発点および核となる部分、つまり「経済学の今回を成すシンプルな原理および、そこから導かれる基礎的な理論」について学びます。今後皆さんは、マクロ経済学、ファイナンス、財政、国際経済、開発経済、産業組織論など様々な応用科目を履修することになると思いますが、これらを理解するために必要な分析ツールを提供するのが、この講義です。
具体的には、この講義では「消費者や企業がどのように行動し、その結果何が起こるか」について体系だった理解をするための道具を提供します。また、その起こった結果の良し悪しを評価するための分析手法についても学びます。
皆さんはこれまで、高校の社会科などで、「X国の主要産業はYである」「ある高名な社会学者は......のような思想を持っていた」などといった様々な知識を身につけてきたと思います。このような知識をつけることはもちろん大事ですが、皆さんがこれから学ぶモダンな経済学はそこから一歩進んで、「世の中には様々な経済現象があるけれども、その背後には一貫して流れている法則のようなものが存在する」ことを明らかにしていきます。「社会科学」というカテゴリーに分類される学問は多数存在しますが、その中でも「社会の動きの背後にあるメカニズムを体系的に理解すること」に最も成功したのが、みなさんがこの講義で学ぶミクロ経済学なのです。
皆さんにはぜひ、経済学の分析道具を使って「自分の頭で社会問題について考える」ことの面白さを実感していただきたいと思います。
なおこの講義は、学部一年生向けの経済学と大学院ミクロ経済学の中間にあたる「中級ミクロ経済学」であり、なかでも微積分を使うものです。これは、欧米の大学のIntermediate Microeconomics with Calculusに相当します。
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