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最終更新日:2024年4月22日
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生命倫理
ヒトはヒト以外の生命を喰うことによってしか生きられないという人間中心主義的な宿命を負う。一方、人間社会の利益、科学技術の進歩、ヒトとヒト以外の生き物との間での命の価値の違いなど様々な理由でヒトや動物の命の扱い方が異なっている。人の社会と人の生命における倫理問題だけでなく、生物資源問題、動物倫理、ヒトと動物の絆、食品安全、家畜防疫、感染症など、「食」に関わるさまざまな生命の関わり方を取り上げる。それらを様々な角度から実例をもとに聴講し、農における生命倫理として多層な生命をどう秩序立てて理解し、人類の福祉を追究すればよいかを、自身の専門分野とは異なる立場からの情報も取り入れて、これまでとは違う発想、価値観、文化、思想などについて考える機会とする。
バイオテクノロジーと社会との接点の問題という性質では、A2タームの「技術倫理」と関連する。
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